「ポケモンの家あつまる?」でお馴染みのヒャダインさん。
初めてヒャダインさんを知ったのはポケんちだったんですが、アニソン聴いていたらあちこちに名前が!?ということに気がついたのが1年くらい前。
しかも出身が京大だとぉ…!?
これは…気になる!と思ったのでまとめてみました。
ヒャダインさんのプロフィール
前山田 健一(まえやまだ けんいち)
日本のミュージシャン、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家。
生年月日 1980年7月4日
出身校 大阪星光学院高等学校 → 京都大学総合人間学部
身長 169cm 体重 不明
経歴
3歳からピアノ、中学生からシンセイサイザーを始める。在学中は京都アカペラサークルCrazy Clefに所属。
卒業後、作詞家松井五郎への弟子入りを経て、2007年より事務所に所属し本格的に音楽活動を開始。
元々は「前山田健一」として活動していたが売れず、ニコニコ動画で「ヒャダイン」としてゲーム音楽をアレンジした動画などを投稿していたものから注目を集めるようになる。これをきっかけに事務所をかえ、ももクロへの楽曲提供など、数多くのJ-POP、アニメソング、アイドルソングなど幅広く手がけるように。
タレントや自らが歌手としてメディアで活動する際は「ヒャダイン」の名で活動しており、楽曲提供などでは「前山田健一」の名で活動している。
「ヒャダイン」の名前の由来は?
ゲームソフト「ドラゴンクエスト」に出てくる魔法の呪文。
本人へのインタビューによると
「ヒャダインは不遇の魔法なんですよ。強いはずなのに。使いようがないですね。ドラクエ3では、先にもっと強いマヒャドという魔法を覚えてしまう。ドラクエ4においても覚えるのはブライというじいさんが使うんですが、体力のなさから終盤ではスタメン落ちする。その不遇感がたまらなく好きだったんですよ」
だそうです。
不遇の魔法「ヒャダイン」だったはずが、超大活躍の「ヒャダイン」になってしまいましたね。
ヒャダインさんの曲の特徴
やたら耳に残る…というのがリスナーの評価になっているヒャダインさんの曲。
その中毒性の秘密はなんでしょう。
ヒャダインさんの曲って、特定の楽器で耳コピしようと思っても取りにくいんですよね。多様な音が前提に作られているんです。
単純なメロディーライン、コード進行の曲や箇所もあるのですが、結構独特な動きをしていたり、喋り、喋り的な声を入れている曲が多かったり…全体として楽譜にしにくいと個人的には感じます。
あと、
打楽器・シンセの主張が強い。
「ここでそうくるか!」という風にガラっと雰囲気が変わったり。
台詞が入ったかと思えば、急にクラシカルな響きの声楽的なアンサンブルボイスが入ったり…。
音をしぼったり増大したり、その幅が広い。
緩急、強弱の幅が広い。
…です。
一曲の中に色々なタイプの音がつまってるんですよね。たぶんこれはシンセサイザーを長くやってきたからだと思うのですが、がっつり特定の楽器でクラシック「だけ」をやってきた人はなかなか作らない曲の作り方をされている印象です。
「耳に残る曲を作るテクニック」みたなものもあるのですが、あまりそういう基本的なやり方を踏襲しているような感じではありません。
作曲家って音大系列出身じゃなくて大成するケースが多々あって、そういう方の経歴が高学歴なことがよくあります。ヒャダインさんもピアノを3歳からやってきてますが、曲の作りが教科書的ではなく、そういう系列の作曲家という感じがします。
…と、個人的見解でした。