「ああだったら」「こうなれれば」ばっかり口にしている間に年齢を重ねてしまい、結婚や仕事に焦っているアラサー女(子)を痛快に描いた作品、『東京タラレバ娘』。
ドラマ化されるということは人気がある証拠ではあるのですが、ドラマ化に際して原作ファンが違和感をおぼえる…ということは珍しいことではありません。
だめだーわかってたけどこのメンバーじゃ全然タラレバじゃねえ〜3人が輝いてる〜〜シミもシワもないじゃねえか
— ナナムラナナコ (@nanamurananako) January 18, 2017
アラサーじゃなくてさ、33〜35歳くらいの女優揃えてくれよ!
アラサーと30代中盤はゼンッッゼン違うんだからさあああ気の持ちようがさああ〜 #東京タラレバ娘 https://t.co/uBaZpcjHlS
『東京タラレバ娘』も、「なんでこのキャストなの!?」という声が色々とあがっております。
…そして私も気になる「年齢設定」。
東京タラレバ娘の漫画を読むよう推す姉とランチに行きドラマ化について話した時
— 前々職葵 (@SS_dmaf) January 8, 2017
「(設定が)原作は33歳、ドラマだと30歳…33と30では女の悲哀度が違うのよ!!なぜ下げたァ!!」ってツバ飛ばして叫んでた時の顔が忘れられない、未来が怖い
怖いだなんてそんな。いや、これ本当にそうなんですよ!
女の年齢の3歳ってめっちゃデカイよ。ましてや30過ぎていたら全然違うんですけど。
女の年齢を3歳も変えたら”可能性”が大きく変わってしまう
これが23歳と26歳だったらそこまで変わりません。
だって、まだ子どもフツーに産めるから!!2人目もね。
でもさ、30歳と33歳ってぜんっぜん違うよね。
だって、タイムリミットめっちゃせまってるし!!
いくつで結婚しても大して未来が変わらないのなら、女性だってそこまで焦りませんよ。
女性が結婚に焦る理由の多くって「出産が難しくなってくる」からなわけで。
交際期間考えたら33歳って1ヶ月単位で焦りがつのります。
現代では35歳から高齢出産扱いですが、そもそも昔は30歳からだったんですよ?
20代後半から女性の妊孕率(にんようりつ…妊娠する確率)ってだんだん下がっていくんですよね。
不妊治療受けてる人めちゃくちゃ増えている背景には出産年齢の高齢化があります。要は加齢です。
私の周りも不妊治療受けてる(た)人たくさんいます。30過ぎてからの人は多いなって印象です。
余談ですが、
2012年にNHKで放送された『産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃』。
これ、相当話題になりましたよね。
「避妊についてしか学んでなかった」「妊娠しづらくなるなんて知らなかった」って人が多くて。
「女の年齢はそのまま、母親になれる可能性に大きな影響を与える」という点をおさえていないとこの3歳の重さは伝わりません。
焦燥感や悲壮感を軽減するのが目的ならあってるけど…なんで年齢設定下げたの!?
ですよ。本当。
…って、なんだかアツく語ってしまいましたw
結婚は早かったのに後回しにして、36歳過ぎてから不妊治療を初めて結局授からずに諦めた人もみているのでつい。
アラサーの生の声
現実のアラサーはああやってすぐ集まれて愚痴言い合える友達がいるのは稀で、だいたい周りは結婚して子供がいてこっちからLINEするのすらちょっと躊躇う位の環境なんだよ。実体験。#東京タラレバ娘
— たんぱく加水分解物(酸分解) (@positiveparking) January 18, 2017
うん。…そうだね。
妊娠のタイムリミットを気にしながら、子どものいる友だちの家に遊びに行くとか…ね。
先日、私の周りは晴れてみんな結婚しました。
やはり焦っている友達の姿を見るのは気持ちのいいものではないのでほっとしています。
アラサーの段階で特定の相手がいなかった友達はだいたい、相談所と友人の紹介で結婚を決めていきました。
「素敵な出会いがあればな~」ではなくて、行動すると未来は変わるかも…!?^^