ワクチンの副作用がこわい?危険?効果は本当?まとめ③肺炎球菌

Pocket

定期接種とされている予防接種についてのまとめ、第三回です。

ワクチンそれ自体の予防効果の是非についてはシリーズ一番最後に触れさせていただき、それぞれのワクチンについての情報は現在の仮説が正しいとした場合でお話させていただきます。

小児肺炎球菌(プレベナー)

ヒブと同様に2013年より定期接種化。

・肺炎球菌の感染経路

肺炎球菌は気道の「常在菌」です。年齢別の保菌率は保育環境により異なりますが、保育園に入園後1~2ヶ月経過するとおよそ9割の子どもが保菌します。

感染経路は呼吸時の飛沫による飛沫感染です。

Sponsored Link

・感染したらどうなる?

ヒブと同様に、菌をもっていても健康なときには発病せず、抵抗力が落ちたときに発病します。重症化の程度も個体の抵抗力によるものが大きいとされています。発症年齢は殆どが5歳未満です。

髄膜炎等の重篤なケースが10万人当たり11.4人程度で、髄膜炎をきたした場合には2%の子どもが死亡、生存した子どもの10%に難聴、精神発達遅滞、四肢麻痺、てんかんなどの後遺症が残ります。(厚生労働省HPより2012年の数値)

肺炎球菌で死亡する確率はおよそ50万分の1です。

・副反応の報告

ヒブの記事でもふれましたが、ヒブとの同時接種で2012年5月までに13人死亡しています。

その後も死亡者は出ており、平成28年度6月~9月の間にも5名の死者を出しています(うち同時接種4名)。

一番新しい報告はこちらです↓

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000137818.pdf

また、リンク先の資料をご確認いただければおわかりいただけると思いますが、死亡後に調査を継続した結果報告も基本的に「因果関係は否定的である」「因果関係は不明である」のみで、接種翌日の突然死もワクチンとの因果関係を認められていません

このような調査によって安全なワクチンとして私たちには紹介されています。

一部抜粋↓

プレベナー,副反応

上記の表によると0・003%の確率で重篤な副反応がみられることがわかります。

10万分の3の確率ですね。

Sponsored Link

・予防効果

肺炎球菌のワクチンで現在使われている種類は13価で、以前は7価でした。重症感染症を起こす肺炎球菌は全部で25種類確認されています。

7価のワクチンを導入したところ7価意外の発病が増加し13価ワクチンがつくられた経緯があります。

13価の肺炎球菌ワクチンを打っても、その他の種類の肺炎球菌に効果はありません。

アメリカでは、ワクチンがカバーしている型でも接種後1~3%はかかってしまうといい、4回接種でも肺炎球菌菌血症になっているデータもあります。

引用元:『新・予防接種に行く前に~改定新装版』

肺炎球菌のグラフを探しましたところ、塩野義製薬株式会社のスポンサー広告がどーんと載っている(この時点でワクチンのスポンサーなんですけども…)、「新しく導入されたワクチンの効果と安全性」という管秀さんの論文がございましたので、グラフを拝借致します。

プレベナー,グラフ

ワクチン導入以前の流れがわからないので、ワクチンの導入をきっかけにして下がっているのか、それ以前から下がっていたのかは判断出来ませんが、以上のようになってます。

小児肺炎球菌(プレベナー)まとめ

髄膜炎等の重篤なケースが10万人当たり11.4人程度、副反応が10万分の3程度…ということですので、仮に打った場合に絶対に肺炎球菌としては重症化しないということであれば、打つ意義はあるということになります。

ところが、前述のとおり打っていてもかかるケースがあります。そして肺炎球菌の種類がたくさんあります。

この記事からだけでなく、より多くの資料をもとに判断していただければと思います。

今回は肺炎球菌についてでした。

次回へ続く。

Sponsored Link