ぼちぼち大掃除のことが頭をかすめる主婦の皆様。
「面倒くさい…」という本音はさておき、どうせやるならピッカピカにしとるわい!というわけで、コツをまとめてみます。
大掃除の順番
おすすめの順番は以下のとおり
①部屋全般 → 衣類・タオルの整理で掃除で使える古い布が出てきます。
②窓 → さほど急には汚れないので先にやっておいて○。天気の良い明るい日を選ぶと汚れが見えやすいです。
③風呂 → 雑巾を洗うと汚れるので拭き掃除などが落ち着いた後にしましょう。
④キッチン → 毎日使うので後。ただし、冷蔵庫内の整理は年末食材が入る前に!
大掃除のコツ①~④
①部屋全般
■整理整頓!
指定の場所を決めて、それぞれの物をそれぞれの場所にまずは帰してあげます。場所が決まっていないものが散らかる原因になります。
■まずはエアコン!
ホコリがいっぱい出てきます。床がひどいことになるので先にやりましょう。エアコンの手入れについてはお手持ちのエアコンによって違うことがあるので説明書でご確認ください。
■高いところから順番にホコリをキャッチしていく
→ほこりは舞い上がってはあちこちに付着するゴミなので、高いところから除去します。
例)電気のかさ、棚の上部、本の上、置物の上…
はたきを使うと再び舞い上がって~違う場所に舞い落ちるので、なるべく「ホコリをキャッチしてくれる掃除用具」を使用します。
ダスキンさんの掃除用具は秀逸ですが、濡れた雑巾などでも○。
■床は一番最後に材質に応じた適切な掃除を
フローリングの場合、部屋の隅っこにうっすらほこりが残っていることがあります。乾拭きか水拭きですーっとカドを拭き取るとピカピカになります。こういった一手間が「すみずみまでキレイ」を作ります。
普段は掃除機だけ…のカーペット、絨毯の掃除も一手間加えるとより一層きれいになります。
②窓
■網戸を先に掃除します
○網戸が大丈夫な材質のやわらかめのブラシを用意しておくといいです。用意出来ない場合は雑巾でも代用可。
(簡単に外せる網戸の場合は外したほうが掃除しやすいです。)
まずは網戸全体に水をかけて(ホースが無い場合は雑巾に水を含ませて絞らずにびちゃーっと高いところから大雑把に拭いてください)、ブラシで高いところからこすっていきます(そんなに強くこすらなくて大丈夫です)。
砂埃をいっぱい含んだ泥水が出てきます。大まかにこすって汚れを浮かせたらキレイな水で再び高いところから洗い流してください。
■窓の拭き掃除はスクイージーが早い(窓掃除のプロが使っているもの)
網戸を掃除した後、びっちょびちょになった窓。
こだわる方は窓の枠や溝にたまっている砂埃を歯ブラシなどで落としてください。溝の汚れは掻き出すイメージでやるといいです。
その後、窓全体にもキレイな水をかけて、さくっとスクイージーで掃除するとあっという間にきれいになります。
部屋の内側の窓は新聞紙がおすすめ。新聞をとっていない場合は半乾きの雑巾・タオルで。ただし、あまり傷んだ雑巾だと窓に繊維が付着してしまうので気をつけてください。
③風呂
■鏡や蛇口についてしまう白いうろこのような汚れにはクエン酸
汚れには酸性で落とすのが向いている汚れとアルカリ性で落とすのが向いている汚れがあります。
水垢などの汚れにはクエン酸を使用してください。クエン酸水をふきかける、キチンペーパーでラップする…など色々と方法はあるのですが、お風呂掃除に関してはこのページが一番いい!と思うまとめを書いてくださっている記事がありましたので「風呂」の一番下にご紹介しておきます。
■皮脂汚れや石鹸カスには重曹
入浴後、重曹を一カップ入れ、汚れを落としたい桶、椅子などを重曹風呂につけ置きすると汚れが落ちやすくなります。
■カビキラーは「混ぜるな危険」
大掃除で活躍するカビキラーですが、上記の掃除をした後、クエン酸などの成分が残っていない状態で使用してください。有毒なガスが発生します。
■排水口
排水口は放置していると臭う場所であるため、そこまで長期間放置してるご家庭も少ないかと思います。強くこすらないと落ちないほどにはなってない汚れには使い終わったボディタオル(あかすりタオル)をおすすめします。
ゴム手袋を装着し、排水口のヘアーキャッチャーにたまっているゴミを除去。
その後、ヘアーキャッチャーを外し、ボディタオルでお皿を拭くようにゴシゴシしていると汚れが落ちます。そして、ボディタオルをちょっと手に巻きつけて排水口の中に手を突っ込んでこすればあっという間に中もきれいになります。
お風呂場の頑固な汚れを除去する方法に関しては特にこの方の記事が一番わかりやすいので、参考にされるといいと思います。
④キッチン
■冷蔵庫を整理整頓
年末年始の大量買いに備えて眠っているものが無いかチェックしましょう。
消費出来るものは消費。出来ないものは処分。
調味料か何かがたれたり、野菜の皮や葉っぱが細かくなって落ちていたりしますので野菜室の下も確認してキレイにしましょう。
■油でギトギトになったキッチンの換気扇やフィルター
油汚れに~♪お湯。
熱湯+重曹につけ置きが有効です(熱湯10リットルに対して重曹1カップ)。
一晩つけ置きすると汚れが浮かび上がり、軽くこするだけで落ちるようになります。
■IHクッキングヒーターの焦げつきには
わりと汚れが落としやすいIHですが、頑固な汚れになってしまった場合はクリームクレンザー+くしゅっと丸めたアルミホイルがおすすめです。
よく落ちますよ。
■キッチン壁・まわりの油ハネに
食器洗いスポンジの硬い側がおすすめです(※掃除に使ったらもう食器は洗えません)。
これらは焦げていないので通常の食器洗いの要領で落とすことが可能です。お湯の使用をおすすめします。
まとめ~お役立ちサイトご紹介~
「あ、そういえばここも!!」というものまでリストになっています。この量のお掃除するのは何日もかかりますが、一年に一度…と言わず、普段の掃除の範囲を見直すにもいいのではないかと思います。
それぞれに特価した専門サイトへのリンクも記事の中でいくつかご紹介しました。
つけ置きをしたほうがはかどるものなどもありますので、まずはいつ、どんな作業をするとスムーズにいくのか、大まかな流れを計画だてて大掃除をすすめていきましょう!
キレイな家で新年を迎えられますように!