DV・モラハラ加害者の話を聞いていると、浮気・不倫について聞くことも珍しくありません。
では「手に入れると冷める」と豪語するヤリ〇ンについて書きましたが、私の周りのモラハラ気質な皆様の浮気・不倫率も異常に高いと感じています。
実際のところの浮気・不倫率はどうなっているのでしょうか。
アンケート結果
以前この疑問についてアンケートをとったところ、このような結果になりました。
(アンケートの質問にある自己愛者とは、モラル・ハラスメントの提唱者が定義した「自己愛的な変質者」を参考に管理人がそのように呼んでいる呼び方です。)
他、実際にはしていない・できないけれど「人のものって欲しくなるじゃん?」などの発言があったり、あからさまなボディタッチなど、機会があればやる気満々な言動を目の当たりにした方も多いようでした。
浮気・不倫にハマっていく人のタイプ
浮気・不倫とひとくちにいっても、人の背景は様々ですので不倫をしている皆がみな自己愛者(モラハラ加害者)というわけではもちろんありません。
ただ、人に対するリスペクトが欠けているタイプの人は基本的に自分の利益を優先し、相手の不利益については鈍感なので身勝手な行動ができてしまうという側面はあります。
モラハラ加害者はそもそもそういう人格ゆえの加害・支配・搾取行動をとっている人達なので、浮気・不倫率が高いというもの頷けますね。
この手の人達と接していて思ったのは、貞操観念については「あるようにふるまった方が得するもの」くらいの認識なのかなといった感じでした。なのでもっと欲が満たされるような利益があるのなら飛びつく感じですね。
貞操観念以前に「よく知らない人と関係を持ちたくない」といった感覚を持っていない振る舞いがみられるのも、人との距離感がバグっていることとももしかしたら繋がっているのかもしれません。
身近な例
これからご紹介するのはがっつり不倫していた人達です。
不倫する人メモ①
普通にバイトするなんてアホらしいと言い、若い時から肉体関係を伴わずにデートで金品を貰うタイプの援助交際(今でいうパパ活)に勤しんでいた女性のその後。
結婚後一時期はやめていたものの「旦那が不倫してたから」と、結婚後肉体関係に抵抗が無くなっている彼女は1日で複数人を梯子するように。ヤリたい放題という意味ではお似合いです。
自分は美人だと思ってるタイプの方で、「男性に求められる自分」に自己陶酔的な欲を満たしている傾向のある女性でしたが、ここまでくるともう依存症なのかもしれません。
不倫する人メモ②
「将来は絶対に専業主婦になって趣味いっぱいやる」「〇〇は条件はいいけど顔が無理」など、異性をジャッジするような噂話ばかりしていた彼女が悩み相談をしてきたのは指導者と生徒の関係性にあった既婚男性との話。
相手の男性は20歳以上離れている既婚者でしたが、奥様の存在は消えており自分は悲劇のヒロインという立ち位置で話す彼女。想いあっていても結ばれない恋にどっぷりでした。
その実際は世間知らずの若い子に手を出した既婚中年男性の倫理観の方が問題ではあるのでしょうが。奥様から慰謝料請求されるかもしれない立場にあるという認識は全くもっていない様子でした。
不倫のコストは本来は高い
当時、愚痴も言わず、口が堅く、ただ共感を示しながら黙って聞くタイプだった私には、不倫の話やら堕胎した話など重い話を耳にすることが多かったですが、今になって思うのは、やはり心が健康な人達ではないのだなということです。
嘘をつかなければならない関係って、面倒くさいはずなんですよね。
特に不倫なんていうのは社会的なデメリット・コストが本来はとても高いはずなんです。
それでも彼女たちは不倫するんですよね。しかも自分は被害者だと言いながら。
搾取的な人間関係を構築してくるタイプなのに、嘘をつくというコストや信頼関係が壊れるというリスク、信用を失うというリスクがあると認識しているとは思えない行動をとる、ということはそもそもそこに価値を見出していないか、それ自体がきちんと認識できていない、認識できない状態にあるということなのでしょう。
「自分は被害者である」「だから許される」という認知の歪みは、そこにある現実から自身を遠ざけてしまいます。自己愛者に現実は見えていません。
①の方は、夫婦で不倫し放題ですがそれでも離婚はしません。「他の女とやってる旦那とはやりたくない」と言いながら子どもがいなくても離婚はしたくないそうです。そして、自分は絶対にバレないようにやってると豪語します。精神的な繋がりなどとは異なるメリットで共存しているカップルなのでしょう。
さいごに
世の中にはいろいろな人間関係のかたちがあります。
自分はどういう関係を築きたいのかをふまえて倫理観・価値観の合う相手と一緒になれないと、圧倒的な倫理観・価値観の相違により、「ありえない」と思う行動に振り回されることになってしまいます。
自分の心の声をよくきいて、どんな人間関係の中にいたいのか?をよく見極めて付き合う人を選んでくださいね。