自己愛性パーソナリティ障害は相手にしない方がいい

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自己愛性パーソナリティ障害の人は自分がないので「他人からの関心」に執着します。
それは他人から褒められたがる言動からもおわかりいただけるかと思います。

自己愛性パーソナリティ障害が一番恐れているのは、「自分がない」という状態のままで独り放置されることです。なぜなら、自分の心のゴミを自己処理できないので、他人がいなくなると心にゴミが溜まりすぎておかしくなってしまうのですね。

現代は、実生活では周りに人がいなくなってしまってもインターネット上で荒らし行為やアンチ行為などで人と絡むことができます。荒らしを行う人も反社会性や自己愛性などのパーソナリティ障害の傾向がみられるというのも言われていることです。

掲示板にも「荒らしはスルー」を基本方針にしているところが少なくありません。それは紛れもなく「相手にしてはいけない」&「スルーが一番効くから」に他なりません。

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自己愛性パーソナリティ障害が仕掛けてくるのは「心理ゲーム」

以前こちらの記事↓では

執拗に絡んでくる人というのがいます。 自己愛性パーソナリティ障害の典型的な行動パターンのひとつです。距離を取りたいと思っていても隙きあらば近づいてきて話しかけてきます。そしてその内容は大概聞きたくもない自慢話か「あなたよりも私の方がすごいのよ」というマウンティング、他人の批判や悪口。

自己愛性人格障害は執拗に絡んでくると書きました。

自己愛性パーソナリティ障害は※ストロークに飢えた状態にあります(※ストロークとは、「人との接触から得られる刺激のことで、関心や精神的刺激のことを指します。)。

生育環境で適切なストロークが不足していたことで自己愛性パーソナリティ障害になることが多いとされていますので、いわば自己愛性パーソナリティ障害はストローク飢餓ともいえる状態にあるわけです。とはいえ、都合の悪い部分は防衛機制で認知を歪めてしまうというのがまた独特なのですが。

心理療法の問題解決手法として交流分析・ゲーム分析というのがあります。トラブルが起こるコミュニケーションパターンを分析したものです。ストローク飢餓の状態にある人はこういったトラブルになりやすい心理ゲームを殆ど無意識で仕掛けてきます。

自己愛性パーソナリティは所謂「かまってちゃん」なのですね。

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よくモラハラをする夫が「子供が生まれてから妻は子供ばかりに構って自分のことを見てくれなくなった」とモラハラの理由を語ることがありますが、まさに「かまってちゃん」の発想ですね。また、それが大人の言動ではないということを自覚することも出来ていないことがこの発言から伺い知ることができます。

自己愛性人格障害の不快なコミュニケーションは、かまってもらうために仕掛けてくる心理ゲームなんです。自己愛者特有のあの不快な絡み方が「かまってもらうため」であるとするならば、一番いい対応はやり返すことではなく無視に尽きますよね。

やはりネットでもリアルでも基本的にはスルー推奨なわけです。

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ゲームに気がつき、ゲームに参加しない

自己愛性パーソナリティ障害の人は、基本的に「自分は正しい」ということを他者を利用することによって感じようとします。
したがって、自己愛者が仕掛けてくるゲームの多くは「私は正しい・お前は間違っている(I’m OK. You’re not OK)」という内容です。
(もちろん必ずしもそれだけではありません。)

ついムッとしてしまうことがありますが、それは既に「私はあなたが招待してくれたゲームに参加します」の意思表示となってしまいます。このゲームは参加すること自体が罰ゲームみたいなものです。ゲームの招待状は破棄しましょう。

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感情的になる自分の心を見つめる

「スルーできたら苦労はしない。」

そのとおりです!!

私もめちゃくちゃ不愉快でしたし、マニピュレーターに対人関係をめちゃくちゃにされた経験もありますからその理不尽さは存じております。
(→関連記事「マニピュレーター(人をコントロール/操作する人格)対策/心理学」)

…が、今、自己愛性人格障害や心理学の本を読んで、自分の傾向を知ってから思うのは、「ゲームには参加しない人」&「自己愛性人格障害にタゲられない人(むしろ「タゲれない人」)」が存在するということです。自己愛性人格障害は相手を選んでいるんですね。

というのはどういうことかと言いますと、自己愛性人格障害の人が仕掛けてくる心理ゲーム、「I’m OK. You’re not OK」という言動を受けても、「この人はおかしなことを言っている」・「この人はおかしい」となんの疑いもなく思うので、端からまともに相手をしない&極力関わらないようにするという対応になるんですね。

また、自己愛性人格障害の中でも上手に取り巻き(フライングモンキー)を使う場合がありますが、こういった人達に対しても、自分を大切にできる上記のような人は「自分にはふさわしくない人」という感覚を持って離れることができます。

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どうでしょうか?心理ゲームをしかけられた時に「相手のいいがかり」を受け取っていませんか?まともじゃない言葉をまともに受け取っていませんか?受け取る価値もない戯言を受け取っていませんか?

自分を粗末に扱おうとする、自分にはふさわしくない人に自分と関わることを許していませんか?

私はこのブログで「自己愛性人格障害はこういう障害である」ということを書いてます。
それは「この世の中には一見普通に見えるけれどもこういう障害を持っている人がいる」という知識を持つことによって、相手からの支配的なコミュニケーションに翻弄、洗脳されなくなり、特に被害者体質の人の人生の質を大きくあげることができると考えているからです。

相手がこういった障害を持っているとわかるだけで、相手の言葉の信憑性も価値も無くなります。自己愛性人格障害は相手を脱価値化して自分の価値を高めようとしますが、むしろこちらから相手をある意味「脱価値化」して見ることができれば、そういった相手の意図を見透かして攻撃を未然に防ぐことができます。

今回は「私ってかわいそうでしょ」というストーリーに何度も何度も騙されてしまった私の過去の経験から、自己憐憫(じこれんびん)型かまってちゃんのクレクレ攻撃についての記事になります。 そう。かわいそうアピールっていうのはクレクレなんです!
同じ人間だとは思えない嫌がらせ行為の数々をし続ける人に出会ったことはありませんか? 人を無視し、人の悪評をばらまき、「私はあなたよりも価値が高いの」とでもいう言動の数々に、どうしてそこまで他人に関心があるのか不思議に思い、その異様な執着心はなにかの病気なのかなと思ったりしますよね。
人間関係の問題にぶち当たった時、だいたいどこにも書いてある「自分を大切にしましょう」という言葉。「そもそも自分を大切にってなんなんだろう」をまとめました。

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コメント

  1. マスカッタン より:

    自己愛性人格障害について、具体的にわかりやすく解説してくださってありがとうございます。私もタゲられることが多いので、なぜ近寄ってくるのか、なぜ巻き込まれてしまうのかが疑問でしたが、ナルさんの解説で納得することが多くあります。最近はこの人やばい!が直感できるようになったけど、逃げるだけでは難しいし限界があります。自己愛性の特徴をよく理解して、「みんなと仲良く、誰にでも親切に!」はよくないことを自分に言い聞かせています。

    • kinimini より:

      コメントどうもありがとうございます。
      義理堅い人はよくタゲられるので、付き合う人を選ぶことはとても大切だと思います。
      この人はいける!と思うとすごく執着してくるのが自己愛性パーソナリティ障害ですから。

      自己愛性パーソナリティ障害には築くことができない他者尊重のある人間関係を大切にしてくださいね。
      応援しています!

  2. kinimini より:

    かちゃ様への返信です

    意図しない画像が入ってしまったとのことですので、コメントは承認せずに引用させていただきます。

    本人が生きづらさを自覚して、変わりたいと願う時だけ変われる可能性があります。
    DV加害者変容のための場があるようですので、ツイッターで公式アカウント「GADHA」や、代表の「えいなか(GADHA)」さんを検索してみてください。
    加害者変容に関しては私よりも遥かに詳しいと思います。

    …以下引用…

    はじめまして。
    いつもツイッターや記事を拝見して、
    気づかなかったことに気づいたり、
    自分が変なんじゃないと安心したりしています。
    あと、自分を大切にするの具体例も、
    他に書いている方がいらっしゃらないので
    とても参考になりました。
    ありがとうございます。

    前置きが長くてすみません、
    スルーが一番いいと思うんですが
    親族というか、近いところに自己愛の人がいて、
    長い年月がかかっても、完全スルーで見捨てるのではなく、
    (少しずつ本人も気づいてきてくれてるようなので)
    なんとか自分も守りつつ、本人も(周りの人も)生きやすくしたいと思っていて、
    そういう場合、なにか自分や周りの人にできること、
    医療や福祉などで役立つものなどはありますでしょうか。

    やぶからぼうに申し訳ありません。
    無理のない範囲で、分かることがあれば教えてください。
    わからない、でもかまいません。
    よろしくお願いいたします

    • かちゃ より:

      かちゃです。

      このような対応をいただいて、本当にありがとうごさいました。

      教えていただいたような取り組みがあることを全く知らなかったので、さっそく検討中です。

      これからも、ブログもツイッターも拝見しております。
      自分にできることを探していきます。ありがとうございました

  3. まどか より:

    ナル様 はじめまして
    偶然こちらの記事にたどり着き
    自分の悩みに繋がる知恵と気付きを得られ 感謝しています
    私はどこの職場にいっても、面倒な人にターゲットにされてしまうという悩みを抱えていました
    相手は大抵 自己愛の方だと認識していて、私自身もまた育った環境から(母が毒持ちで父は養父)無自覚で自分自身の心に蓋をして我慢して乗り越える、無理をしてしまう そんな体質になっている事にも気付けました。癒し、手放していかなくてはと気付けました
    現在の職場にも 男上司二人(ひとりはパワハラ、ひとりはモラ&セクハラ)の言動に疲れていて 退職という考えもよぎります。仕事内容は自分に合っていると思っていますが 人間関係が辛い

    幸い 同性の仲間から励まして貰ったり
    販売成績は認めて頂いてはいますが、対処法にいつも頭を悩ませてます

    極力物理的に離れ 会話も極限まで減らし、仕事をひとりでもこなせるよう日々努力してますが なにかと絡まれたり、無視されたり無駄な嫌みを言われたり
    会わない日はないので、ストレスは積もります
    フキハラもよくあり  本当に、自分の機嫌は自分でとってほしい
    ~だから不機嫌です。と言わんばかりの態度(自分が悪いとは思えない)幼稚性に呆れます 

    わたしが移転配属になるか、上司がそうなるか 早く卒業出来たら幸いです

    • kinimini より:

      はじめまして。
      そろそろ年度末ですね。移動などでリフレッシュした新年度を迎えられますように。
      くれぐれもご無理なさらず、ストレスを発散して自分をいたわってあげてください。

  4. 楽しく暮らしたいだけなのに… より:

    このブログに出会い、4日が過ぎました。
    まだまだ自分に起こっていた事を認識しきれていませんし、多分 全部を理解出来る(人生56年分)のは不可能のような気もします…。
    それでも記事を読んで「はっ?何それ?そー言う事やったん?その台詞、親にめっちゃ言われた…」と、洗脳の凄さにただただビビります。
    数年前に親の指示に難色を示したら「あんたは!私ら(両親)の言う事だけを聞いとったら良いんよ‼‼」と電話口で叫ばれ…その指示に従ってしまった事にずっとモヤモヤしてるので、それをこっそり元に戻してみます、いつか「あんた!まさか○○○やないやろねっ!」なんて聞かれても、きっと誤魔化せるはず…。
    この4日間、毎朝気分が少しづつ軽くなっています、感謝しかありません♡

    • kinimini より:

      たくさんの記事をお読みいただいているようで、こちらとしても励みになります。どうもありがとうございます。

      「親の言うことを聞いていればいい」
      これ、私も過去に言われました。
      親自身が(!)不安なんですよね。だから子供に思い通りに動いてほしい、と。

      今後の人生がよりよくなりますように、応援しています。