自己愛性人格障害のモラハラ被害をわかってもらえない【二次被害】

Pocket

Sponsored Link

こんにちは。元・タゲられヒロイン☆自己愛ホイホイの管理人です。

ツイッターで皆さんの体験を読んでいると「周囲に理解してもらえない」という問題によって二次被害(セカンド・アビューズ)に遭われている方が多いなと感じ、少しでも心が軽くなるように共感を持ちながら記事を書きたいと思いました。

自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)の被害は見えにくい

自己愛性パーソナリティ障害はモラハラをせずにはいられませんが、モラハラをする相手を選びますし、また周囲の評価を気にするのでモラハラをするターゲット以外に見せる顔はターゲットに見せる顔とは全くの別物です。

ものすごく外面がいいです。

また、自己愛性パーソナリティ障害にも知能が高い人とそうではない人とがおり、知能が高ければ高いほど外面の良さ(擬態)はうまくなる傾向があると感じます。自己愛性パーソナリティ障害の高知能はサイコパス的な傾向を持つと言われますが、私もそのように感じます。

自己愛は「モラハラをせずにはいられない」という特性は持っていますが、高知能の自己愛は、その搾取的行為における計算高さはサイコパスのようです。

なので、周囲の人は「いい人の仮面を被った自己愛」の作り上げた嘘のストーリーを信じ込んで、被害者こそ加害者であると決めつけてしまったりするのですね。

私自身も加害者に仕立て上げられてしまったことがあります。

詳しくは別の記事に書いてございます。

↓これのAさん

http://kinimininaru.com/archives/1596 

Sponsored Link

モラハラの被害を自覚した時は相談する相手に気をつける

モラルハラスメントについての知識を持ってる人と持ってない人とでは見えている世界が違います。それくらい人間関係の見え方が大きく変わることもある知識です。

自己愛性パーソナリティ障害は、日常的にも至るところに潜んでいますが、その被害が見えにくいのは、前述の通り「外面がとてもよく」、「しかも相手を選んでいる」、ということに尽きます。

私は、元・タゲられヒロイン☆自己愛ホイホイを自称していますが、被害に遭う人は何回も何回も被害に遭うのに、遭わない人は被害に遭わないんですね。

そして、被害に遭わない人というのは「そんな人が本当にいるの?」と思っていたりします。もちろん大人になって人生経験が豊富になればなるほど、自己愛性パーソナリティ障害という単語を知らずとも「そういう人」がいる、ということは理解していきますが、家庭環境に恵まれて、周囲の人間関係も良好なまま、対人トラブルを大して見聞きせずに成長した人はまず「理解できない」と思っていていいです。若ければ若いほどその傾向は顕著です。

毒親被害を訴えた時に「親を毒親呼ばわりするなんて」という人はよくいますが、そういったパターンですね。

虐待的な人間関係が「ありえない」という認識の人に被害を訴えても、まずは被害を認められないので問題を矮小化してきます。

「大げさなのでは」「被害者さんは繊細なんだね」「そんなことするような人には見えないけど」

こういったフレーズはよくあるパターンですが、被害者が受けている問題を無かったことにする代表的な二次被害フレーズです。

また、よくターゲットにされてしまう被害者体質の人は我慢する傾向が強いことがとても多いので、我慢する傾向の強い人の周りには「我慢させようとするタイプの人」が集まりやすく、こういった二次加害をごく自然にしてしまうような人が近くにいるケースも多くなるという問題もあります。

面倒事を避けて被害者を我慢させることで平穏を保とうとするんですね。

Sponsored Link

モラハラの知識がある人・他者へリスペクトの姿勢がある人に相談する

自己愛性パーソナリティ障害がどういうものか、モラハラの知識がある人であれば起こっていることがわかります。それくらいモラハラはパターン化されたテンプレートの言動です。

身近なところにこういった知識をきちんと持っている人を見つけるのは簡単なことではありませんが、インターネットを介すと元被害者や心理カウンセラーの人たちが様々な情報を発信しています。

まずはこういった情報を手に入れることで、モラハラの攻撃を無力化していくことが大切です。

そして、被害を訴えた時に被害者の心に向き合ってくれる人の存在はとても貴重です

ぞんざいに扱われることに慣れていると、「気にしすぎ」などの二次被害フレーズに口を閉じてしまい更に我慢するという選択を取ってしまいがちですが、そのように「感じていることを無かったことにさせようとしてくる人間関係」自体が不健全である、と認識できるようになると相互に尊重しあえる人間関係を築けるようになっていきます。中立を装って加害行為を傍観する姿勢もそうですが、それは友人ではありません。

多くの人はそこまで余裕もなくて、自分以外の全ての人にリスペクトのある言動をしていることの方が少ないかなと思いますが、少なくとも友人として付き合う、仲間として付き合う人間に対する姿勢として、他者尊重はとても大切です。

「付き合う人を自分で選ぶ」「付き合いたくない人とは無理に付き合わなくていい」「無礼な人にまで礼儀を尽くさなくていい」そういった感覚が、被害者になりやすい人には欠けていることが多いです。

自己愛性パーソナリティ障害のモラハラ被害をきっかけにして、自分を大切にするということを実践していってもらいたいと思います。

もし身近に、モラハラ被害に遭ったことを「被害者の感じ方の問題である」と言わずに聞いてくれる人がいたら、その人間関係は大切にしてくださいね。

他にも自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)に関する記事を多数書いているので、是非参考にしてくださいね。

「類は友を呼ぶ」と言いますが、自己愛性パーソナリティ障害は他者のマインドコントロール(洗脳)を得意としており、「洗脳のしやすさ」といったところで関係性を構築していきます。加害行為に加担するのは自己愛性パーソナリティ障害のマインドコントロールを受けやすい、つまり「自分自身の価値を他人
人間関係の問題にぶち当たった時、だいたいどこにも書いてある「自分を大切にしましょう」という言葉。今となっては私も書いてますが、「そもそも...

Sponsored Link