いじめの手口・いじめの仕組みについて

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いじめについてまとめたシリーズの第二弾です。

前回は「いじめっ子はいじめによって快楽を得ている」というタイトルで、いじめっ子の人物像について焦点をあてて書きました。↓

いじめ解説シリーズ第一弾として、いじめっ子について解説しています。

いじめという行為は、加害によって被害者の自己肯定感を削り、加害者が優越感などから快楽を得るという構造になっているため、無実である被害者側が無価値感などを抱えてしまいます。

しかし、いじめという行為自体「いじめることで快楽をおぼえる」という不健全な状態に陥った人間が行う行為である、という趣旨のことをこの記事では書いてます。一種の依存症です。

今回はその手口や仕組みについて掘り下げていきます。

いじめの手口~「いじめていい空気」を作る~

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いじめの手口は、相手に無実の罪をかぶせることが鍵になります。

悪人は、善人を悪人に仕立て上げます。

「いじめられる側にも問題がある」という、いじめられる側がいじめられるようなことをしている、というわりと広まってしまっている考え方がありますが、これは加害者が流布するいじめっ子理論です。

いじめっ子は「いじめていい空気」を作っていくために対人操作や印象操作をしていきます。

<よくある手口>

・「Aがあなたの悪口を言っていた」など、被害者がやっていないことをやったことにする。

・「あいつだけ〇〇してもらったらしい」など、被害者に対して妬みの感情を持つように誘導する。

・「あいつ調子に乗ってるよね」など、周囲の人間が攻撃したい意識を向けるように誘導する。

・「あいつ□□なんだぜ」など、ネガティブな背景や被害者を貶めるような印象操作を行う。

・からかい、いじりなどと称して、被害者を馬鹿にしていい空気を作る。

これらに共通することは、「だから被害者の存在をぞんざいに扱っていい」という空気を作っていくということです。これが「いじめていい空気」ですね。

しかし実際は、加害者が加害したいから加害していいように思わせるような理由をあとから無理やりつけるのです。

いじめの仕組み~加害者が欲しいものと被害者が失うもの~

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いじめとは、虐待 による搾取です。

喧嘩とは根本的に異なり、加害者と被害者という立場の違いがあります。

虐待というと、いじめよりも強い言葉のように感じられるかもしれませんが、虐待の意味を調べればそれがいじめであるということがわかります。

虐待(ぎゃくたい、英:abuse, maltreatment)は、繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷・冷淡な接し方をすることである[1]。

具体的な内容は様々で、肉体的暴力をふるう、言葉による暴力をふるう(暴言・侮辱など)、いやがらせをする、無視をする、等の行為を繰り返し行うことをいう。

Wikipediaより

加害者はいじめによって、加害欲・支配欲・優越感などを満たします。

「自分は力がある存在だ」、「自分は(こいつよりも)価値がある」そういった生きるエネルギーのような感覚を得ます。

一方、被害者はいじめによって、劣等感や無価値感を植え付けられ自己肯定感を奪われます。

「自分は価値が低い」と思わされ、生きるエネルギーを奪われるわけです。自分は価値のない存在だと思い込んだ先にあるのは自死です。

いじめの仕組みは、加害者による被害者を生贄にしたエネルギーの搾取を基本とします。

奪っている側が加害者で、奪われているのが被害者です。

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加害者は自分を肯定するために他者を否定します。

対人傾向として「I am OK. You are not OK」です。(自己肯定&他者否定)

被害者はそれに巻き込まれ、虐待によって「I am not OK. 」を強制されます。(自己否定)

健康的な人の対人傾向は「I am OK. You are OK.」(自己肯定&他者肯定)ですが、加害者はそもそもそうではありません。

誰かを否定することによって「I am OK.」を感じるのです。

いじめっ子は他者を生贄にすることで快楽を感じるため、この生贄の儀式がスムーズに運ぶよう周囲の人間を巻き込み、印象操作や対人操作を行います。これがいじめの仕組みです。

「いじめていい空気」はまやかし

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いじめ加害者は印象操作や対人操作によって「いじめていい空気」を作っていきますが、もちろんいじめていい理由などそもそも存在しません。

加害行為は単なる人権侵害です。

どういうわけか日本は法治国家であるにも関わらず学校の中では法律が適用されないかのように、窃盗、器物破損、暴行、障害、などが野放しになっています。

しかしこれは犯罪者による犯罪行為でしかありませんから、喧嘩のように握手して「仲直り」する類のものではありません。

加害者がきちんと損害賠償をし示談を成立させる、また二度とこのようなことを犯さないように専門のスタッフが介入し更生させるべきものです。

いじめられっ子がおかしいのではなく、いじめっ子がおかしいのです。

いじめっ子が作る「いじめていい空気」は、一種のカルトのようにその力が及んでいきます。

前回も書きましたが、人間は社会的な動物です。であるからこそ信仰によって行動が変わります。これを利用したのがいじめっ子のいじめプロセスなのです。

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