自己愛性人格障害の被害後のトラウマ(後遺症)

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自己愛性人格障害という概念を知る時

自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)を知った時の、言葉にできない違和感と不快感を説明してくれるものに出会った喜び。

多くの被害者はきっとそうなのだろうと思う。

殆どの人がストレスでおかしくなりそうな状況の中で、「これは一体何なのか?」と調べ、そして出会う「自己愛性人格障害」という概念。

そこに書いてあることの殆どが、「どうして知っているのか?」という程に酷似した内容ばかり。

自分が対峙していたその人が、人間のカタチをしていながらも大きな欠損を抱えているがゆえにそのよういなっていたのだという確信を持つとともに、現実を受け入れるには受けた被害が甚大過ぎるやり場のない憤りややりきれなさに苦しむ被害者。

それは私自身がそうであったから、痛いくらいにわかりすぎる。

ここでは私の経験を書こうと思う。

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自己愛に対峙した時に起こるストレス症状の数々

当時の私は既に限界だった。

加害者である自己愛を想起すると動悸がし、ストレスで筋肉が強張った。ストレスにより過食症になり、「ねばならない」という思考に支配され感情の起伏が激しくなった。

奴らのやり方はいつでも、いつもいつも、とても卑怯だ。

とにかく卑怯だ。

仕方がない。責任を取る能力が存在しないのだから。

でも、そんなことは当時は知らなかった。

奴はいつでも嘘をついた。全ては私のせいであると話をでっち上げられ、火のない所にたくさんの煙がたった。私が奴にとって目障りだったようで、「いいライバルだ」と周囲には言われていたが、現実の奴は「私は嫉妬されて嫌がらせを受けている」というデマを盛んに吹聴してまわった(そんな事実は一切ない)。

すごい演技力と計画性だった。今思えば彼女は自己愛の中でもかなり頭がよく、サイコパスがかっていたようにも思う。

苦しかった。とにかく苦しかった。もがいてももがいても泥沼にハマっていくような感じがしていた。

無実の罪をたくさんでっちあげられて、人から責められ、人格を否定された。

そして「お前はひどい人間である」という、でっちあげられたその数々の罪によって、気づかぬうちに私のしてきたあらゆる厚意の雑用にネガティブな意味付けがされており、いつのまにか奴隷的な位置づけにされ、さらに労働を搾取された。

逃れようとすると何故かありもしないはずの「責任」を追求され、そのような人格をさらに否定され、逃げることさえ許されなかった。

突然涙が止まらない。名前を聞いただけで動悸がする。

もう既におかしくなっていた。

モラルハラスメントが始まって、3年半。

長かった。長すぎた。

やっと、3月がきて環境が変わった。

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離れてからも身体症状が起きる

やっともう会わなくなったのに、ストレス症状がとまらない。

奴は離れてからも影響を与えようと、度々人を使って嫌がらせを続けてきた。また嘘をついて私が加害者であるとでっちあげていた。

信じる人(取り巻き)が執拗に、私に「そういうのはよくない」と説教をしてくる。もはやキ○ガイだった。

入眠障害になった。

眠りにつこうと思うと、当時のことが思い出されて心臓がバクバクする。怒りが止まらない。涙が止まらない。

やっと眠れても、日中に強度の眠気が突然襲ってきて、その場に倒れて眠ったりしていた。

心療内科にはかからなかった。今思えば、心療内科にかかって賠償請求をすればよかったと思うけれど、「とにかく関わりたくない」「あんな奴のために自分の時間を使いたくない」という気持ちと「この怒りをぶちまけたい」という気持ちが交錯していた。

奴と離れて1年目の時、初めて「自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)」の概念を知った。当時はまだそこまで情報が無い時代だったが、書籍を読み漁り、あらゆることがつながった。

頭では理解した。

時間薬

この記事にたどり着く方はきっと、まだ検索をするくらいだから、被害を受けてそこまで時は経っていないのだろうと思う。

頭では理解しても、心がついていくにはとても時間がかかる。

ずっと攻撃を受けていたのだ。

怪我をしたら治るのに時間がかかるのと同じで、たとえ適切な治療をしていても時間薬が必要だ。

私の場合、入眠障害が治るまでにおよそ10ヶ月程度要した。壊された自尊心で挙動不審が治るのには3年弱。面接はことごとく落ちた。そして、対人関係も自己愛の嗅覚を刺激するのか失敗が続いたので殆ど人と関わらずに引きこもって過ごした。

今思うと、本当に「自分自身を破壊された」のだと思う。

夜も昼も、度々思い出しては感情が激しく乱れるということはその後6年くらい続いた。

10年以上が経過した今、だいぶ落ち着いてこの記事を書いているが、それでもやはり奴のことを許してはいないし、正直、○○ばいいとすら思ってる。それくらい今も嫌いだ。想像の世界で何度○したのか知れない。

被害にあった人は、相談してもわかってもらえなかったり、二次被害にあうことが多い。

私が被害に遭っていた当時は、「自己愛性人格障害」という言葉すら全然知られていなかった。ネットですら情報が少なかった時代で、被害を訴えても「考えすぎ」などと言われ、二次被害のテンプレのような扱いだった。

幸い家族は理解してくれたことが、何よりも私にとっての救いだったと思う。

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トラウマからの脱出

どうか安全な場所で、手書きで紙に書きなぐるのでもいい、ネットに匿名で綴るのでもいい。自分の心を癒やすことをしていってもらいたい。

自分の中に溜まってしまっている感情を発散することはその助けになると思う。

私も何度も何度も、泣き、喚き、時に怒鳴り、布団を殴り、頭の中で何度も何度も彼女を○した。ノートに書きなぐった。

モラハラ被害に遭った人の中では、当時我慢してしまった感情が強いエネルギーを持ったまま溜まって腐敗してしまっている。

感情を出すことは悪いことじゃない。

でもそれは安全な場所で、人を傷つけないように発散してほしい。

でないとまたその人だけではなく、自分自身も傷つくことにもなるから。

自己愛性人格障害の人は持つことが出来なかった良心を持っているアナタだから。

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コメント

  1. ももか より:

    はじめまして。ももかと申します。
    まさに私の思ってることをドンピシャで表現して下さっているこのページに出会い、救われる思いです。

    自己愛+取り巻きから逃げて1年以上経っているのに、つい先日、新しい人間関係でフラッシュバックを起こし、健全な人間関係が築けずにいます。時間薬が癒してくれると思っていましたが、まだまだ早かったのですね…。落ち込みますし、そんな自分が嫌いです。

    新規の集団の中に入ると、上層部の中にけっこうな割合で彼らが存在しますので、つい過敏になり突っかかってしまいます。完全に不審者かメンヘラに見えます。

    私もナル様と同じく、さらに2倍くらいの時間が必要なのかもしれませんね。人生は短いのに、つい焦ってしまいます。

    ご家族の理解があったのですね、羨ましいです^^私の親は毒親で、「頭がおかしくなったんじゃないか」「あなたが弱いから悪いのでは」の二次被害のセリフのオンパレードでした。

    彼らに似た体格、立場、状況になると冷や汗や動悸で逃げ出したくなります。いつか良くなるのでしょうか。そんな日が想像がつきません。ひたすら辛いです。

    長々と失礼しました。彼らの思考回路は理解できたものの、断固認めたくありませんね。

    • kinimini より:

      ご訪問どうもありがとうございます。お返信が遅くなりすみません。
      私と同じ思いをしてきた人の励みになると、私自身もとても嬉しく思います。
      どうかどうか、ご自身を大切に。
      ももかさんは被害者です。怪我をしたら、病気をしたら、治るまで大事にしてあげてください。
      リハビリはもう少し先でもいいと思いますよ。