子どもにとっては「補食」となる、栄養面も考えなければならないおやつ。
毎食毎食一日5食を考えるのは結構大変です。
つい便利な市販品に手がのびますが、気になるのは含まれる添加物や砂糖。
ヨーグルトは離乳食からよく利用されますが、離乳期におけるプリンというのは「手作り」なイメージが強いものです。
離乳食、幼児食としてみたときにプリンはどうなのか?を調べてみました。
プリンは何で出来ている?栄養は?
プリンは、牛乳、卵、砂糖(、バニラエッセンス)があれば作れます。
基本的なレシピも、牛乳と卵と砂糖を混ぜて、数回こして、蒸せば完成…という非常にシンプルなものです。(もちろん、生クリームを混ぜたりとこだわったレシピは色々とありますが)
いわば牛乳と卵のかたまりですから、栄養も豊富です。
離乳食としてのプリンは?
プリンは牛乳と卵のかたまり…ということで、それぞれの離乳食の開始時期を調べてみましょう。
牛乳はいつから?
牛乳をそのまま飲んでOKになるのは1歳を過ぎてから。
加熱調理の場合は7~8ヶ月が目安となっています。
卵はいつから?
卵はアレルギーの心配があるので慎重に進める人が最近は特に多いです。
一番早いケースで加熱調理した卵黄を7~8ヶ月より、ほんの少量からはじめ徐々に量を増やし、1~2ヶ月後に卵白も同様の量から…という流れとなっています。
まわりのお母さん方の様子をみると、これよりももう少し遅く進めている印象です。
…とすると、「プリン」としてまとまってあげられるのは一歳くらいからですね。
※ただし、これは手作りで砂糖の量を少なめにした場合です。(後述↓)
市販のプリンはいつからOK?
結局は家庭によってOKかNGかの判断は違います。
ですが、市販のプリンがどういうものであるのか?というのを知ってから判断するといいのではないかと思い、データを集めてみました。
種類によって多少のバラ付きはありますが、私達がよく手にとるような3個1パックで売られているような市販のプリンは、およそプリン1個あたりで15g前後の砂糖が使用されています(角砂糖4個分)。
1~2才児の糖分の目安は一日15g以下。
…とすると、一個食べただけで一日の総量を摂取してしまうことになります。
他の食事やおやつのことを考えると1~2才児の日常的なおやつとしては不向きであるということがわかります。
なかなか上にご兄弟がいる場合などは特に、「3才までは絶対にあげない」というのも難しい部分があるかと思いますが、もしあげるとしても味見程度に…か、何か特別な時に…という選択になるでしょう。
まとめ
おやつ事情、結構悩みますよね。
ワンパターンになってしまったり…。
毎日毎食手作りというのはなかなか難しいので、栄養価的にもこれはいい!というものを常備しておくと結構助かりますよ。
我が家は干し芋とチーズは常にありますw
大人と同じものが食べられるようになるまでの数年、一緒に賢く乗り切りましょう♪