フレネミー・エナジーバンパイアは搾取する人(テイカー)

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↓こちらの記事をリライトし、長ったらしかったので記事を分けました。

以前はこちらのアドレスに書いてあった内容の後半部分のリライトになります。

厄介な人につけられるネーミング。 エナジーバンパイア、フレネミー、お局様、クレクレ、承認欲求オバケ…etc. 様々な呼び方をされていますが、この人たちには根本的に共通するパターンが存在します。

エナジーバンパイアやフレネミーの行動パターンはそのまま自己愛性パーソナリティ障害の行動パターンと酷似しています。(以下、自己愛者とする。)

共通するのは搾取行動

フレネミーは競争意識が強く嫉妬深く、常に人を上か下かで判断し、人にマウンティングや自慢をしょっちゅうするという特徴があり、「友達ヅラしているのになんだか感じの悪い人」という描かれ方をします。また人のスキルや時間などを当然のごとくただで利用しようとするクレクレとして漫画などで描かれることも多い人物像です。

そして、エナジーバンパイアも同様に人への強い執着心と、「かわいそうな自分」への何らかの気遣いを要求した行動パターンや、相手の立場を無視した批判・ダメ出し(価値観の押しつけ)に特徴づけられる優越欲求の強さを特徴として、その人のエネルギーを吸うというエピソードが一般的です。

エナジーバンパイアはフレネミーに比べるとクレクレのように描かれない傾向がありますが、なによりも「ターゲットになったその人自身が持っていたはずの自分自身に対する信頼感やその人自身の価値観」を否定して奪うようなことを繰り返す人物像であり、人の人生なのに干渉し搾取しているという点に変わりはありません。

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「その人と会った後はなんだかぐったりと疲れてしまう」という表現をされることが多いです。

これらは自己愛者の行動パターンそのものです。そして全てにおいて共通することは「搾取」であるということです。

よく「クレクレ」エピソードというのはストーリーにしやすいので手作り界隈その他で話題になりますが、なにも「クレクレ」は物やスキルだけでありません。

自己愛者のターゲットになってしまった人は、非常にエネルギーを消耗させられます。対人操作によって自分の立場を破壊されたり、手柄の横取りされたり、「お前はそのままではだめだ」「お前の価値は低い」という言動を繰り返されることで、周囲からの信頼や評価を奪われ、自分自身の自分を信じる気持ちにも傷をつけられます。

自己愛者はそうやって他人を下げることで優越感や支配欲を満たし、その人からエネルギーを搾取しています。

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ターゲットは自己愛者の他罰的な言動を受け続けているうちに「自分が悪いのではないか?」と思うようになったりします(マインドコントロール・洗脳)が、そこで起こっていることというのは、ターゲットの持っているものを自己愛者が搾取し、逆に、自己愛者のネガティブな部分を投影という形で押し付けられているという現象です。

自己愛者は決して認めることはありありませんが、自己愛者がターゲットの中に欲しいものを感じるからこそ執拗に近づき(もしくは無視や嫌がらせで執拗に気を引き)、自分とターゲットのエネルギーを交換をしようとしているのです。

― ターゲットが持っている良質なエネルギーと、自己愛性PDが持っているネガティブなエネルギーとを、です。

なぜなら自己愛者は人格形成の未発達さゆえ、良質なエネルギーを自ら作り出すことができず、ネガティブなエネルギーを自己浄化できないという障害だからです。

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自己愛者はもともと良質なエネルギーが少ない人をターゲットにすることは殆どありません。自己愛者と自己愛者ではお互い根本的にはブラックホールなので搾取するものがありませんので※。

※ただ、自己愛者同士は利害が一致すれば互いに利用し合うということはあります。また、自己愛者の取り巻き(フライングモンキー)になるのも自己愛者のケースがよくあります。およそこの場合、主犯格の自己愛者とタッグを組んでターゲットから搾取するという目的で利害が一致しています(本人達は決して認めませんが)。

だいたいターゲットになるのは「優しくて良質なエネルギーを持っている人」です。
搾取するものをたくさん持っていて、NOを言わなそうな人です。

自己愛者の被害に遭うととても混乱をして、自分が自分ではなくなるような感覚になってしまうことが少なくありません。それは強引に中身の交換をされているからです。

自己愛者による加害・搾取的なコミュニケーションにより、本来被害者にあったはずの良いものは奪われ、加害者である自己愛者にあった劣悪なものを押し付けられてしまうのです。

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自己愛性パーソナリティ障害の手口

自己愛者は目をつけた人の(心の)家のドアを叩きます。ときに親切そうな仮面を被り、ときに困っているふりをして、ときに匂わせながらも隠れたところからゴミを投げつけるでしょう。そしてとにかく通常とは違う頻度で執拗に「つっつきます※」。そうしてあなたの気を引きドアが開くと間もなく窃盗と荒らしが始まります。

※自己愛性パーソナリティ障害の攻撃手法は執拗に些細なことを繰り返すことが多いことから「つつくような攻撃」と例えられることがあります。

自己愛者の手口は基本的に同じです。どういう感情の煽り方をするのかはそれぞれですが、まずあなたの視界に無理やり入ります。それは庇護欲や責任感、罪悪感、不快感など、何らかの行動を自らしたくなるなるような感情を伴います(←それがたとえ「我慢」であってもターゲットがそれまでしていなかった変化であれば「行動」です)。

それらの感情は自己愛者が演出した目的達成のためのとっかかりにされます。そしてあなたの注意が自己愛者に向かうと、あなたの価値を奪っていきます。

「この家は金持ってそう。」「この家はドアを開けてくれそう」これがターゲット選出の要です。そして、ターゲット自身が自分の価値に気がついておらず優しくドアを開けてくれるならパーフェクトです。

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最後に

ターゲットになってしまう方は、本来自分を見つめ直し、常に進化し、自分の人生を生きていける人です。そして優しい。だからこそそうできない自己愛者に狙われてしまいました。泥棒にあって部屋を荒らされたような状態です。

回復途上にある時は、自己愛者に押し付けられた劣悪なエネルギーの残りに毒されてしまいそうになることもあるかと思いますが、どうかどうかご自愛ください。あなたは素敵な人です。

あなたの価値に決して見合わない、付き合うべきではない人との関わりを持ってしまったという過去は、あなたの人生に大きな損害を与えたの思いますが、あなたが幸せになることの一助としてこのブログがお役に立ていただければと思います。ここで得た知識が壊された時間を修復する手助けとして、また、未来への手助けとして、そして大切な人への手助けになりますように。

厄介な人につけられるネーミング。 エナジーバンパイア、フレネミー、お局様、クレクレ、承認欲求オバケ…etc. 様々な呼び方をされていますが、この人たちには根本的に共通するパターンが存在します。
自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)が行うモラルハラスメントでは、加害者と被害者の間に一体何が起こっているのかを図解にしてみました。

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