ポジティブな気持ちを台無しにする人

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「○○に挑戦しようと思ってるんだ!」と報告したら「え~?あなたにできるの?w」…。

楽しい気持ちで帰ってきたら、あからさまに不機嫌…。
「(え、何?私なんかした?)」と戸惑っていたら「いいわねあんたは!!」と吐き捨て…。

…こんな、人のポジティブな気持ちを台無しにしてくる人。

この人たちは「自分を置いていかれること」が我慢なりません。

他者を同列以下だということにして安心する人

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いつも人とばかり比べている人がいます。

この人たちは自分の幸せを自分で感じることが難しいため、幸せの基準は「人と比べてどうか?」です。

勝手に人を見下して安心を得ようとしています。

そんな人が困ることは、相手が明らかに上にいくこと。

上だの下だの、幸せに生きている健康な人は考えないので、この発想自体が「は?」という感じだとは思いますが、こういう人がいるんですね。

そして、この人達ならではのものの見方が冒頭のような特有のコミュニケーションに繋がり、相手に不快感を残します。

ポジティブな気持ちを台無しにする言動です。

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「他人の不幸は蜜の味」(シャーデンフロイデ)自体はわりとある

特にいじめっ子が不幸に見舞われるとスッキリ!なんていうのはテンプレですが、人の不幸を喜ぶ要素自体は人間にはあります。

悪者がやっつけらるのは物語の定番ですね。

しかしここで問題となるのはコミュニティの利益とは程遠いケースです。

人がより良くなろうとするとそれを妨害する。

人が幸せならぶち壊そうとする。

冒頭で紹介したような人は、別に悪者に対してそういったことをしているわけではありません。むしろ日常的にコミュニケーションをとっているような間柄の人間にそういうことをしているわけです。

不機嫌な人がいれば場の空気は悪くなります。身近な人は幸せな方が通常ならば場の空気もよくなりますし、なるべく円滑なコミュニケーション・良好な関係を築きたいと通常健康な人は思います。

ところがこれはあくまで心が健康な人は、という条件でのみ。

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劣等感が強い人や嫉妬深い人

劣等感が強い人はそれを刺激されるのを嫌がります。

嫉妬深い人は人の成功を喜べません。

人を見下して安心したいこの人達は、特に身近にいる人の活躍も幸せも喜べません。

「自分はこの人よりも下」ということに危機感を覚えるため、そこから逃れるために相手の足を引っ張らずにはいられないのです。

「あんたなんかができっこない」はそれを口にする本人の願望です。

「(どうせできっこないから、私は大丈夫。)」そう思うために相手に呪いをかけているのです。

そう。これは呪いなんですね。

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呪いの効果は自分への疑念

「甘く見過ぎ」

「あんたにできるの?」

「あんたばっかり楽しそうにしててこっちのことなんて全然気にかけてくれない」

こういった言葉の数々は、あなたの行動をあなた自身が疑うようになるよう仕向ける言葉です。

「自分に本当にできるのだろうか…」こういった疑念により取り組むモチベーションが下がることは珍しくありません。

また、「お前ばっかり」のような呪いは本来は自由にしていていいはずの本人の時間や労力やスキルを誰かが望むように無償で提供しなくてはならないような罪悪感を植え付けられます。

これでは本来投資したいものに十分な投資ができなくなるわけですから、当然目標達成率が下がります。

呪いによって目標達成率を下げられているわけです。

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相手の願望(呪い)は相手のもの

あなたのポジティブな気持ちを台無しにしてくる相手の発言は、相手の願望です。

相手の願望ですから、受け取る必要のない相手のものです。

期待はそもそも他人にするものではありません。

願望(呪い)はお返ししてください。(呪い返し)

あなた自身の願望はなんですか?

あなたが持っていたポジティブな思い、期待、希望…こういったものをしっかりと握り直してくださいね。

こういった行動パターンを持つ人については他の記事でも詳しく解説していますので、関係性に疑問のある人間関係に悩んでいる方は是非読んでみてください。

一見友達。 向こうは私のことが好きみたいでいつもくっついてくる。 …だけど、この人といるといつも私はなんかもやもやと嫌な気分。 私にいいことがあると水を差すようなことを言ってきたり、私が活躍すると機嫌が悪くなる。 本当にこの人って友達なの?
友達のフリをした敵、フレネミー。 あの人と会うともやっとする・元気や自信がなくなる…これはモラハラされているからです。 モラハラ加害者はモラハラの提唱者から「自己愛的な変質者」と定義づけされています。自己愛的な変質者ってこんな人です。

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コメント

  1. 楽しく暮らしたいだけなのに… より:

    初めてまして。何をしても罪悪感を感じているな…と気付いて、「罪悪感」で検索したら今日このブログに出会いました。 何か違和感を感じても、それを解決も理解も納得もままならずに56歳になりました。「私はこの年齢になっても、子どもの頃と同じ悩みに苦しんでいる…」「本当はめちゃくちゃ嫌なヤツなんじゃ…」と自問自答を繰り返しましたが、解決策が見つかりません。
    ブログを読んで驚きました、こんなに複雑な要因がここまで細かくからんでいたとは…
    教えて下さりありがとうございました。
    当てはまる項目が多すぎて、号泣して頭が疲れました…
    残りの人生を持て余していたので、
    このチャンスを逃さず過去とこれからを見つめ直して生きて行けたら…と思います。
    特に「体育の授業」はなかなか人には理解して貰えませんよね、長年に渡る公開処刑ですよね…。他にもたくさん理解して貰えなかった事が…
    また泣けて来ました…。