もうタゲられない!自己愛性人格障害のターゲットの選び方/見分け方

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こちらのブログではよく自己愛性・境界性パーソナリティ障害によくタゲられてしまう、俗に言う「被害者体質」についても書いていますが、その被害者体質とアダルトチルドレンの関連性にも触れています。

ですが、B群のパーソナリティ障害によくタゲられる人であっても「自分は自己肯定感が低いわけではないのにな」と感じている人もいますよね。

ではどうして頻繁にタゲられてしまうのでしょうか?

それは自己愛性・境界性パーソナリティ障害の行動パターンの中で、「あなたをターゲットとしてロックオンするに値する反応をあなたから得ることができた」と、相手に手応えを感じさせてしまっていることが大きな原因です

ここでは自己愛性・境界性パーソナリティ障害がどのようにターゲットを選別していくのか?その段階ごとの変化を書いています。是非今後のためにも参考にしてください。

自己愛性・境界性パーソナリティ障害がターゲットを選別するまでの段階①いい人のフリ

自己愛性パーソナリティ障害はまず、「そのコミュニティの中での評価が高いであろう顔」を演じます。人当たりの良さであったり、優秀さであったり、そのコミュニティでなるべく優位性を保って生活できる仮面を作り上げます。今まで見てきた印象として、明るいキャラクターを演じていることの方が比較的多い印象です(一般的にその方が第一印象ががいいからでしょう)。

この段階ではまだ自己愛性パーソナリティ障害の特徴に気がつくのは困難です。多くの場合第一印象がいいのが特徴ですので。逆に、初対面の段階で第一印象が悪い・第一印象を良くしようとなど思っていないような態度を取ることは稀かと思います。

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自己愛性・境界性パーソナリティ障害がターゲットを選別するまでの段階②仲の良さをアピール・急接近

続いて、人間性などが垣間見えるようになる頃になると、自己愛性パーソナリティ障害は「優しそうな人」・「利用価値の高そうな人」との距離を急速につめていきます

共感・べた褒め・贈り物・共通点などの話から「こんなに気が合う人はじめて」「こんなに優しい人はじめて」「大好き」を示しながら一気に親友のような距離感になろうとしてきます。

ママ友などの場合は家に遊びに来たがる・旦那に会いたがるといったこともよくあるパターンです。「家族ぐるみの付き合い」など、プライベートな空間での交流をと一気に距離を縮めます。

心理学的にはこの段階は理想化をしている状態になります。
ターゲットは理想化されており、自己愛・境界性パーソナリティ障害の人からみたらもはやこの段階で「手に入る自分のもの・よい自分の延長」です。

ここで「何かおかしい」と思って距離を詰めさせない人はターゲットになりません。

ここで「嬉しい」「いい友達になれそう!」「もしかしてソウルメイトかも」なんて思ってしまった人が次の段階へと進みます。

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自己愛性・境界性パーソナリティ障害がターゲットを選別するまでの段階③癒着により心理的境界線がなくなる

残念ながら、ここまできたらもう殆どターゲット確定です。

仲が良くなった頃に、「ん?」ということが起こり始めます。

自己愛性パーソナリティ障害や境界性パーソナリティ障害は、自分と他人の心理的境界線を健全に育むことに失敗しているので、人間関係は癒着※になってしまうのがデフォルトとなっています。
※癒着=自分と誰かの境目がわからない状態。相手の感じている感情を自分のものを感じたり、相手が一人の人間だと認識することができず自分の延長線上のように感じてそのように扱ってしまう状態。

このような癒着を標準とした人間関係しか築くことができない特性ゆえ、自己愛性・境界性パーソナリティ障害の人は自分の思い通りに相手が動くことを当然だと思っている言動をとります。また、近くなったことによりそれが見えるようになってくるのですね。

ターゲットが何を感じているのか・どういった価値観なのか、そういったことは認識できていない、受け入れることもできない、ということがだんだんわかるようになってきます。

癒着になった人間関係は、理想化と脱価値化を基本として、自分と相手の中身を強制的に共有・交換させられるような関係性になっていきます。

どういうことかというと、ターゲットのいいものは自己愛のもの、自己愛の嫌なものはターゲットのもの、ということです。取り入れ(摂取)と投影性同一視による中身の交換です。

具体的には、ターゲットが何か特技を持っていれば、いつの間にかそのスキルは自己愛のものとして扱われていたりしますし、ターゲットの意思が自己愛のものとは別のところにあることが示されれば、「自己愛を不快にした責任」がターゲットのものになります。

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また、自己愛性・境界性パーソナリティ障害は愛着障害を抱えているため、不安感からの逃避のためにターゲットに依存・執着します。母を欲している赤子のように「常にかまってくれる」ことを要求しますし、そうなるようにコントロールします。時に話を盛大に盛りながら同情心や庇護欲を誘ったり、あるいは、自分はこんなにすごいんだという話で自分を価値のあるものだと飾り立てます。

相手の都合も考えず、何時間も相談電話やラインが続くといったことはあるあるですし、他の友人と仲良くすることにあからさまな不快感を示すこともあるあるです。

そして、自分自身というものを確立することはおろか、一人の人間を一人の人間として認識することもできないので、自分で処理できないネガティブな心理的負担は全てターゲットに押し付けます。

被害者は②の段階での記憶と、それに対する好意の返報性などもあり、あまり無碍にするこができずにこういった時の違和感を我慢してしまったりすることがよくありますが、それがターゲットがターゲットになる理由です。

自己愛性・境界性パーソナリティ障害の人はジャブを打ちます
そこで「ちょっと我慢する人」「ちょっと様子見で流す人」を的確に選別し、ターゲットにして距離を詰めます。これらの対応は「心理的境界線を侵しやすい」という目安として機能している振る舞いです

この段階③の時点で距離を取ることができればまだ傷は浅くて済みます。
ただ、この距離まで詰められてしまった後だと、距離を取る時にネガキャンされたりすることは覚悟した方がいいでしょう。そういった振る舞いは自己愛性・境界性パーソナリティ障害の人たちにとっては当たり前です。彼・彼女らの中では、「ターゲットが独立した一人の人間だと主張してきた」=「自分の一部のはずなのに思い通りにならず自分に歯向かってきた」と同義なので、自分の価値に傷をつけた人間の価値は脱価値化しなければならないのです。

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自己愛性・境界性パーソナリティ障害がターゲットを選別するまでの段階④癒着からの精神の破壊・強奪

ここまできたらもう平和的解決はほぼ不可能です。メンタルクリニック・カウンセリングその他、トラウマを抱えて何かしらの世話になることは不可避でしょう。

アイデンティティの確立に失敗している自己愛性・境界性パーソナリティ障害の求めるものは、「自分のアイデンティティがハリボテであっても確立しているように思い込めるための何か」です。

そのために人を生贄にするのですね。
ターゲットは、生贄であり、奴隷であり、母です。

その役割を担うように洗脳が行われます。

洗脳されたターゲットは「自分が悪いのでは」と思い込み、健全な精神状態ではなくなってしまいます。身体症状が出てくることも全く珍しいことではありません。

不眠、突然の涙、無価値感、怒り、混乱、希死念慮、そういったことが続き日常生活が困難になります。自分の意思を破壊されるので、まともな判断ができる状態ではなくなります。

とにかく離れ、交流の一切を絶ち、治療に専念してください。

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さいごに

さて、今回はターゲットを選別して距離をつめていくまでの段階を説明しました。

過去、何人もの人にターゲットにされてきた筆者ですが、今回ご紹介したパターンは密な関係に持ち込んでモラハラを行う関係を構築する時の王道かと思います。

他にも、職場でマニピュレーションをメインとしたモラルハラスメントがありますが、それはまた別の記事でご紹介しておりますので参考にしてください。

自己愛性パーソナリティ障害に関する記事を他にもたくさん書いておりますので、よりよい人生のためにお役立ていただければと思います。

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