言ってることがコロコロ変わる人~自己愛者には一貫性が無い

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こないだと言ってること違う。

「そんなこと言ってない!」言った言わないの水掛け論。

矛盾を指摘しても「矛盾してない!!」。

あーいえばこういう。

その内容は支離滅裂で、なのに本人は「自分は正しい」という顔。

こんな人と関わってしまうとうんざりしますが、こういう人はそもそも連続してモノを見ていません

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その時その瞬間「優位性」を感じたいだけ

言ってることがコロコロ変わるのに、いつも自分が正しいという顔をしながら偉そうに説教してくるような人。

これは、この人の劣等感の裏返しです。

劣等感を払拭するために優越感を味わいたいのです。

そして、自分でその劣等感を見つめられないほど病んでいるからこそ明らかに不利益を被るような不適切なコミュニケーションでも止められないのです。

不適切な行為を執拗に続け、周囲から疎まれ社会的立場を危うくしても(不利益を被っても)止められない。

これはもはや依存症です。

本来劣等感の払拭に必要なのは優越感ではありません。

人はもともと完璧な状態など存在しませんし、互いの得意や不得意を補い合いながら役割分担して生活する社会的動物です。相互関係が健全な状態であればここまで病的な強い劣等感を抱きません。

しかし、この優越感に依存している人はこのような健全な相互関係を築くことができません。

安定した関係を築けないこの人たちは、「その時その瞬間快楽を感じられればいい」といった状態になります。

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記憶障害なの?

言ってることがコロコロ変わって、一貫性も無く矛盾だらけ。時に過去の出来事を捏造までするその人の言動に、関わった人が「この人は記憶に何らかの障害があるのではないか?」と感じることは珍しくありません。

しかし、これは少し違います。

強烈な劣等感を抱えたこの人たちは、そもそもこの劣等感を「無かったことにすること」で適応を図っています。嘘の上に生きているわけです。この劣等感を見つめるという心理的負荷に耐えられる心が無いためです。

言ってしまえば全部嘘です。

嘘に嘘を重ねて、周りの人間まで嘘に付き合わせて自分を守る、こういう生き方で適応しているのです。

だから人とのやりとりも嘘だらけになります。

自分の劣等感を思い出させるような出来事の記憶は「自分を守るために」しまい込んでしまいます。

そしていつも優越感を求めます。

だから矛盾だらけです。

このような状態で「生きている」のが自己愛が不健康なこの人たちです。

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自己愛が不健康な人は「幸せ」ではない

いつも勝ち誇ったような仕草をするので「楽しそう」だと感じるかもしれませんが、健康な人達が感じるような幸せや楽しさを感じることは自己愛者にはできません。

心の中に自分自身が落ちそうな穴があいているので、そこから逃げるために「楽しい」の嘘を集めてそのように振舞っているだけです。

自己愛者が普段見せている顔は「現実逃避している姿」に他なりません。

そして、自己愛者のターゲットにされるということは「現実逃避のための道具」にされるということです。

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自己愛者の中には健康的な自分がいません。

「~ができる自分」

「~よりも幸せな自分」

「~を持ってる自分」

「~」←これで自分を飾り付け、「私は~」としているのです。

そこにネガティブな自分を入れることができません。

ネガティブは「無かったこと」にしているので。

人間は良いも悪いも好きも嫌いも白黒はっきりしておらずグラデーションが存在していますが、自己愛者は本人の中ではいつも白なのです。本人の中では自分以外が黒なのです。

人生に彩りを与える様々な出来事は、断続的に続く中で味わう色々な感情によってより深みが増します。

幸せは、そこに苦みや酸味があるからまた深みのある幸せになるのです。

自己愛者にはありません。

自己愛者にあるのは、欲に直結した快楽だけです。

自己愛者と関わると疲弊しますが、自己愛者が持っていないものをあなたは持っているはずです。

自己愛者が本当に欲しいのは「それ」です。

そして手に入らないから壊したいのも「それ」です。

「何故か会話が捻じ曲げられて話が通じない人」、それは自分を守る心の仕組み、防衛機制が深く関係しています。この記事ではこのような過剰な防衛機制が働いてしまうために周囲とのコミュニケーションに困難を伴う自己愛性パーソナリティ障害について、その「なぜ?」を書いていきたいと思います。
自己愛者との会話が歪むのはあるあるです。 言った言わない、やったやらない、の水掛け論や記憶の改竄もあるあるです。 それは「都合の悪いことはそもそも認識しないフィルター」を通しているからです。

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