モラハラ被害者体質を改善するには

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モラハラ被害者は加害者によって「お前はおかしい」と言われ続けることで、「自分はおかしい」という感覚に支配されるようになっていきます。

詳しくはこちら↓

「こんなこともわからないのか」「お前が間違ってる」「普通は○○だろ!」こういった言動を執拗に浴び続けていると、人は自分で自分の感覚を信じることができなくなっていきます。この記事を読んでいるあなたが「自分はこのままではいけない」「自分は頭がおかしいのではないか?」そんな感覚に支配され

この洗脳状態に陥った被害者は自他境界が破壊された影響が残り、違う相手に対しても「被害者に選ばれやすいパターン」をとってしまいます。

自他境界(バウンダリー)についてはこちら↓

モラハラの被害とは、マインドコントロール・洗脳を伴う支配を受けるということです。モラハラは支配関係であるため、そこに健全な自他境界はありません。破壊された自他境界を取り戻すことが回復の大切なステップです。

どこに行っても被害に遭いやすい―モラハラの被害体験を語る人にはこのような被害者体質を自覚している人は少なくありません。

継続的なモラハラ被害の影響で健康的な基準を自分で見つけることが困難になってしまっているからです。

しかし、「自分が被害者体質である」これを自覚した人はそのパターンを手放す準備ができたということです。

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被害者体質とは?

モラハラ加害者がターゲットに選ぶ人には傾向があります。

・優しい人

・有能な人

・責任感が強い人

…そして、モラハラ加害者が求める「母親像」に当てはまるような人格の持ち主です。

モラハラ加害者は精神的には成熟していません。そのため、乳幼児の世話をするような対応をしてくれる人を求めます。

それはどんな人か?

不機嫌を示せば対応してくれて、いつも自分のことを優先してくれて、自分の願いを察して叶えてくれる人

…です。

加害者と交際関係などではなかった方には違和案のある例えかもしれませんね。しかし、たとえきっかけが妬みで攻撃された場合も、「攻撃していい=感情をぶつけていい=甘えていい」、と認識されたということです。

「私はあなたの存在のせいで傷ついた!あなたは私に譲るべきだ!」これは相手にそれをしても許される思ってなければやりません。

モラハラ加害者のターゲットにされた人は、精神的乳幼児…というよりは子泣き爺を抱っこしてしまったようなものです。

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被害者体質の方によくみられる状態

そうしてターゲットにされた人は、モラハラ加害者による影響を受けて「被害者体質あるある」のパターンに歪められていきます。

<被害者体質の方によくある状態>

・自分の価値を低く見積もる

・相手の責任までも自分が背負いこむ

・自己犠牲を自覚していない

・人の役に立つと安心する(役に立つことに依存する)

これらの状態は加害者にとって都合の良いパターンになった、ということです。

そこで、この加害者にとって都合の良いパターンをとらなくすることが被害者体質から脱却する大切なポイントとなります。

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被害者体質改善のために

モラハラ加害者が築く関係は支配関係ですから、被害者のパターンに染まりきった人は「下位の人間」としての意識を植え付けられます。

「存在自体への申し訳なさ」―無価値感を抱え、でもそれでは生きていることが苦しいですから、「役に立つこと」で穴埋めをしようとします。

そして、誰かの役に立ったと感じられると少しだけ無価値感が緩和されるため、この補償行為に依存し、自己犠牲が常態化します。

また、バウンダリーオーバーが当たり前でいつも「お前のせいだ」と言われてそう思い込むようになっていますから、人からなすりつけられた責任まで自分のものにすることも当たり前になっています。

抱えてしまっている「無価値感」それ自体が全く根拠のないものなのですが、それを手放しましょうと言われて簡単に出来たら苦労しません。

そこで、まず自分を大切な友人だということにしてその人を見つめてください。

大切な友人なんて言われてもピンとこない場合は、自分ではないただの人でもいいです。

その人は何を言っていますか?

どんな感覚を抱えている様子ですか?

どうしてそんなにボロボロなんでしょうか?

その人の置かれている状況、客観的にみてどうですか?

自分の目からだけの映像を見ていると、加害者の洗脳の影響で歪んで見えていることがよくあります。

是非、カメラを第三者視点でまわしてみてください。

その人の言動、どうですか?

その人の周りの人の言動も、どうですか?

おかしさに気づくこと、改善点に気づくこと、これは自分の行動パターンを客観視することでかなり促進されます。

インプットする勉強だけしていてもテストをしなければどこを理解していないのかがわからないのと同様です。視点が変わった時に初めて見えてくるものがあります。

そして、その人の味方をしてあげてください。

その人が幸せになるにはどう振舞った方がいいと思いますか?

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答えは「知っている」

モラハラ被害によって、被害者は「自分は間違っている」「自分はおかしい」という感覚に支配され、自分として生きることができなくなります。

自信がないのです。

しかし、そもそも加害者から「自分の感覚を大切にするな」と言われて影響を受けているわけですから、自分が何を感じているのか?を大切にしてあげていれば自ずと答えは見えてきます。

どうかご自分を思い出してくださいね。

こちらのブログでは、今までも被害者体質の方向けの記事をいくつか書いてきました。

該当する方には是非他の記事にも目を通してみてください。

人間関係の問題にぶち当たった時、だいたいどこにも書いてある「自分を大切にしましょう」という言葉。「そもそも自分を大切にってなんなんだろう」をまとめました。
モラハラの被害とは、マインドコントロール・洗脳を伴う支配を受けるということです。モラハラは支配関係であるため、そこに健全な自他境界はありません。破壊された自他境界を取り戻すことが回復の大切なステップです。
モラハラ被害・自己愛的虐待の被害に遭った後、被害者は境界を侵害されることを繰り返して自尊心を傷つけられているため、「加害者に見つかりやすい状態」になっています。 サメのような自己愛者(モラハラ加害者)にとって「血のニオイがする存在」になっているわけです。まずは傷口を塞ぎましょう。
粗末に扱われることに慣れ過ぎている人は、自分に対して多くの禁止をかけてしまいます。 また、自分を低く見積もりすぎているため、まるで身分が低いかのように「わきまえて」しまったりすることもめずらしくありません。

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