人混みが苦手!感覚過敏?HSP?症状別の原因や対策/克服方法まとめ!

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人混み苦手な人!

私もその一人です。昔からよく気分が悪くなりました。

頭痛、吐き気…肩の異常なこり…などなどを繰り返すうちに「人混みに出かけると具合が悪くなる」経験を重ねてすっかり苦手意識を持ってしまっています。

昔は気の持ちようのせいにされたりただの軟弱者のように扱われていましたが、近年では人混み酔いについても色々とわかるようになってきました。

そこで今回は人混みで具合が悪くなってしまう人、人混みが苦手な人向けに原因や対策をまとめてみました。

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人混みで頭痛や吐き気やめまい…酔ってしまうのは?

いわゆる人混みに酔って気持ちが悪くなる…というのは「血管迷走神経反射」が原因だと言われています。

どういうことかというと、ストレスを受けた時の自律神経の反応ですね。

人混みによるストレス→交感神経優位に(身体的には戦闘・逃避・パニックモード)

血管が収縮し血圧上昇、心拍数上昇、呼吸が荒くなります

自らの意志とは無関係に、副交換神経がそれらを鎮めようと反対の働きを始めます。

血管が拡張し血圧低下、それに伴い脳の血流が低下…脳虚血の状態になり、内臓の血流も低下します。

めまい、顔色が悪くなり失神…などにつながることも

身体が人混みにストレスを受けているんですね。

動悸を訴える人…めまいを訴える人…などなど、交感神経が活発になっている時の症状なのか、副交感神経が活発になっている時の症状なのかで変わってきているようです。

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人混みでストレスを感じる原因は?

・パーソナルスペース

人にはパーソナルスペースがあります。

「この距離より近づかれると抵抗を感じる」というスペースですね。人があまりいないところなのに、知らない人が妙に近くピッタリくっついて歩かれたらかなりの嫌悪感でしょう(笑)。人混みってスペースがありませんから、無意識でも結構ストレスを感じるのですね。

・自律神経が乱れているかも?

寝不足。疲労。二日酔い。栄養不足。

などなど…現代人は特にPCでの作業時間が多い人も多いですし、あまり動物としては自然ではない疲労が溜まっていることもよくあります。

自律神経が乱れているかも?そんな方は生活習慣も是非見直してみてください。生活の質があがるかもしれません。

・HSPかも?

およそ人口の15~20%がHSP(Highly Sensitive Person)と言われています。

平均的な人よりも神経が過敏にできています

生き物としては特別珍しいことでもなく、特に群れにおいては危険をすぐに察知して伝達する役割を担うこともあります。

人間でもこういった「感じやすい」特質を持っている場合があるようで、人間社会…特に同調圧力の強い日本においてはHSPは生きづらさを抱えるケースが多いです。

私もその傾向がありますが、”普通の音量の”舞台を見に行くと音が大きすぎて具合が悪くなります(動悸がしたり)。だいたい耳をちょっと塞いで楽しみます^^;

赤ちゃんの頃からモロー反射の頻度がやたら多い等、子どもを見ていても傾向がわかりますよ。

普段から感覚的にみんなが気にならないことが気になる、という方はもしかしたらHSPかもしれません。

・スピリチュアル??

人混みですぐに具合が悪くなる人はスポンジ体質(人の気の影響を受けやすい)と言われています。

だいたい人混みに強い影響を受けてしまうような場合だと、既にチャクラが弱っている状態だそうです。

色々なグッズもありますが、あくまで気を安定させる補助として活用して、他力本願な姿勢ではなく自分が自分自身を心身ともに健康にしてあげることが大切みたいです。

なんでもそうですが、最終的に自分を変えられるのは自分なんですね。

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・感覚過敏?

感覚過敏は多くの発達障害の人が持っている特性ひとつとしてあげられます。もちろんHSPとも関連があるのでは?とも言われています。
現代は発達障害への理解が少しずつ進んできているまさに途中、といった感じではありますが、定型発達者を多数派・平均として世の中が作られているため、発達障害の人間(五感の敏感さが定型発達の人間とは異なる)にとって住みやすい世の中ではありません。
したがって、店内で流れる音楽や明るい照明なども発達障害の人間にはとても耳障りな音量に聞こえていたり、眩しすぎるようにみえていたりします。
そうすると常に我慢を強いられているのでストレスマックスですね。
ストレスが溜まりまくった人間はたとえ発達障害者ではなくとも、溢れ出しそうなコップにもう少しのストレスを加えたところでどっと心身のバラランスを崩してしまいます。

対策は?

まずは、規則正しい生活をして、心身ともに健康であることが大切です。

また、人混みで他の人を追視(目で追う)すると酔いやすいです。

姿勢を正しく、雑踏を遠くに聞くようなイメージをもって、自分を俯瞰でみるような意識をもつといいですよ(これは私も普段気をつけています)。

神経の過敏さはなおりませんが、自分の特性を理解して行動することは可能です。私は人混みでちょっと気分が悪くなったな…と感じたら極力少しでも緑のあるところに移動して休憩するようにしてます。

人混みに激しく恐怖感を持つようになってしまっている場合は、人混み酔いによって既に「人混み=危険」のようなトラウマが形成されてしまっている可能性があります。

パニック障害や対人恐怖症が疑われるようなケースは専門の機関にかかるなどして、きちんとした療法に取り組むことをおすすめします。

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