同情を引こうとする人の「かわいそうアピール」は搾取の罠

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自称・元タゲられヒロイン☆自己愛ホイホイだった管理人から、かわいそうアピールの罠についての注意喚起です。

今回は「私ってかわいそうでしょ」という言葉に何度も何度も騙されてしまった私の過去の経験から、自己憐憫(じこれんびん)型かまってちゃんのクレクレ攻撃についての記事になります。

そうです。かわいそうアピールっていうのはクレクレなんですよ!

クレ・ストーリーは突然に「私はこんなにかわいそうなの」

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さて、みなさんはついついこんなストーリーに同情してしまったことがありませんか?

そのストーリは突然始まります。

「家が貧乏で親も病気だったから、学生の頃から一人で家事して弟たちの学費も私が払っていたの。奨学金まだ返し終わってなくてお金なくて。」「親に虐待されていて…私はいらない存在なんだと思って生きてきたの。」「夫がモラハラで…離婚したい。」「仕事が忙しすぎて何もできない…。ずっと胃腸の調子が悪くて薬飲んでる。」…etc.

どれもこれも大変そうですね。これ、私全部「相談」されたことあります。ですが、こういうのって後からわかるんですけどだいたい盛ってるんですよね。

私はかつて馬鹿だったので、すっかり情にほだされて手を貸してしまったりしたことがありました。
…ですが、しばらくすると「ん?」ってなるんです。実は嘘だから。

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現状を変える手助けをしようとすると始まる「でもでもだって」という言い訳

モラハラの話は特に緊急性があると感じたので、「離婚したい」という言葉を信じて弁護士を紹介しようとしました。…が、断られます。そもそも本当は離婚する気なんてないのです。

「あれ?」と思っていると夫婦二人で仲良く旅行に行って満喫ブログを書いていたりするのです。うちの旦那が~と、そこに書かれるエピソードには離婚したいと思っている空気感はありませんし、むしろ色々と尽くされていることがわかりました。

他にも、忙し過ぎて…と言っていた人はといえば、習い事と不倫デート(しかも複数人)で余暇を満喫しており、虐待が~と言っていた人は25過ぎても実家から離れたがる素振りも無くべったり脛かじり状態、お金がなくてと言っていた人はなんと不動産関連の親族がいるとかで家はタダでした。…どういうこと?という感じです。

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無責任・被害者意識の強さから相手に責任を負わせながら搾取する手口

彼女たちが欲しかったものはというと「私はお金ないから貴女がタダでこれやって」「私は忙しいから貴女が全部やって」という金銭的・労働力的なものであったり、ただ単に自分に関心を向けたいだけだったりするわけです。

そしてそれを自分の口からは直接言わず、こういった同情をひくストーリーによって相手の方から提供させるのが目的なんですね。自分は責任を負わずにメリットだけ得るためのとても無責任でずるいやり方です。

彼女らはいつも自分を被害者の位置に置きます。なので自分に責任があるという発想をしません。自分で責任を負うということができないから他人に責任を負わせるのです。

他人に責任を負わせて生きるという生き方に適応しているからこそ、嘘や誇張によるストーリーをとても自然に語っては他人の心を揺さぶり、自主的に提供させる、という方法で搾取しようとするのです。

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このような生き方に染まってしまっているのは、おそらく「自分にはできない」という呪いのようなものがあるのだとは思います。しかし、人は皆自分の人生を自分で生きることしかできません。

深刻な相談から誘導される「だからあなたがこれちょうだいよ」という察してオーラは無視して、「あなたは大丈夫」とポジティブに放置してあげてください。貧困もDVも虐待も、必要な支援は行政にあります。一個人ができることはそこに繋ぐことだけです。

自己愛傾向の強い人は自分さえよければいいので、責任をとらずにメリットだけを求めます。 そういった態度によって度々トラブルが起こりますが、そのトラブルの責任もとりません。
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コメント

  1. エレン より:

    すごい分析力でTwitterでも相当に目からウロコさせていただいたおります。

    可哀想アピールの例という主旨とは異なることは承知ですが、

    「虐待が~と言っていた人は25過ぎても実家依存」は、少々誤解を招く表現かなと思いました。(naruさんは影響力あるので…)

    虐待にはカルトのような種類のものもあり、また慢性疲労症候群など未指定難病になり身体に後遺症が出て、思うように自立できない状況の人が沢山いるからです。

    ご気分を害したら申し訳ありません。

    • kinimini より:

      この記事ではテイカー気質を書いたつもりですしたが、上手く伝わりませんね。
      少し手直ししました。
      コメントどうもありがとうございました。