加害者なのに自称被害者の人
「こんなにひどいことされた!」 そんな話を「大変だな…」と聞いていたら、後からとんでもないことが発覚。 「(え…むしろ加害者じゃん!!なんで自分がやったことを被害者面して周りに相談してるの?!)」 これ、対人トラブルあるあるです。
フレネミーや自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)のモラハラやマウンティグなど、対人関係の悩みを軽くするための情報を発信しています。体験談をベースにブログ記事にしています。
「こんなにひどいことされた!」 そんな話を「大変だな…」と聞いていたら、後からとんでもないことが発覚。 「(え…むしろ加害者じゃん!!なんで自分がやったことを被害者面して周りに相談してるの?!)」 これ、対人トラブルあるあるです。
モラハラ加害者は自己愛性パーソナリティ障害とおぼしき親のもとで養育されたケースが多く、また「被害者体質」にもその傾向が強いですが、加害者の傾向が強く出る場合と被害者の傾向が強く出く出る場合で何か違いがあるのか?を調べるため、養育環境についてのアンケートを実施しました。
自己愛者はいつも「虚像」を自分や周囲に思い込ませるための行動をとらずにいられません。 そんな彼らが恐れることは。その虚像が虚像であると露呈することです。
自己愛者の対人トラブルの多さは、「I am OK, you are not OK.」のモラハラ基本スタイルにプラスし、事実を捻じ曲げてでもそれを押し通す認知の歪みに由来します。
爬虫類脳などと揶揄されることもある自己愛人間について解説しています。
「何も被害なんて受けていないのに、この被害者みたいな物言いはなんなんだ?」 自己愛者と交流した人は、その人の怒りに触れると驚きます。 自己愛者は歪んだ自己像に見合った扱いを当然のこととして要求し、それがかなわないと被害を受けたと考えます。
自己愛者は「普通は」「常識的には」「みんなは」などの言葉を多用します。ところが、それらは他人をコントロールするためにそう言っているだけであり、自己愛者本人は「普通そんなことしないだろ」を軽く飛び越えた行動を平気でとります。あるいは「平気でとれてしまいます」という表現の方が合致しているかもしれません。
自己愛者が求めている自己陶酔エネルギーは飢餓感を伴って欲するものです。したがって、健康な人の「好きなことやって、それで結果でたらもっと嬉しい」というスタンスで行動できる程余裕がありません。 自己陶酔エネルギーが欲しいのであって、何かをやりたいという内発的な動機付けがあるわけではないのです。
人には合意性バイアスというものがあり、自分の考え方や行動がもっとも一般的で、他の人も自分と同じだと考える傾向があります。善良な人は性善説で人を捉えすぎて騙されたりしますが、逆に自分がいつも嫌がらせをするような人は他者も多かれ少なかれやってると考えます。
痴漢・セクハラ・パワハラ・モラハラ、これらは加害欲や支配欲からおこります。加害者は認知のゆがみによってこれらの行為を正当化しながら己の欲を満たし、その快楽に依存していきます。