自己愛性パーソナリティ障害とは(育ちや心理など)一覧

被害者意識が強い人~自己愛性パーソナリティ障害

「何も被害なんて受けていないのに、この被害者みたいな物言いはなんなんだ?」 自己愛者と交流した人は、その人の怒りに触れると驚きます。 自己愛者は歪んだ自己像に見合った扱いを当然のこととして要求し、それがかなわないと被害を受けたと考えます。

自己愛性パーソナリティ障害は「普通」を飛び越える

自己愛者は「普通は」「常識的には」「みんなは」などの言葉を多用します。ところが、それらは他人をコントロールするためにそう言っているだけであり、自己愛者本人は「普通そんなことしないだろ」を軽く飛び越えた行動を平気でとります。あるいは「平気でとれてしまいます」という表現の方が合致しているかもしれません。

自己愛者は「〇〇が好き」なのではなく「〇〇な私が好き」

自己愛者が求めている自己陶酔エネルギーは飢餓感を伴って欲するものです。したがって、健康な人の「好きなことやって、それで結果でたらもっと嬉しい」というスタンスで行動できる程余裕がありません。 自己陶酔エネルギーが欲しいのであって、何かをやりたいという内発的な動機付けがあるわけではないのです。

自己愛性パーソナリティ障害は嫉妬深く「嫉妬されてる」と思い込む

自己愛性パーソナリティ障害は嫉妬深いです。自分という存在そのものが不安定なため、自分と人とを比較せずにはいられず、さらに自分の価値は高くなければならないので嫉妬を嫉妬と認めることもできません。この記事では自己愛性パーソナリティ障害のなぜ?について解説します。

虐待の連鎖はなぜ起こる?自己愛性パーソナリティ障害の連鎖

虐待の連鎖とは「支配と被支配の関係性」を学ぶことによって引き起こされます。人間が人間になる過程において、家庭での人間関係というのはその人の人間関係の基礎となります。したがって、虐待のある家庭で生まれ育つということは「虐待」という関係性を学び、それを基礎として人間関係を構築するように

過度な甘やかしや過保護が原因となった自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害は過干渉や過保護、虐待がその多くの原因となる、というのが現代での一般的な見解です。過干渉が人格への介入である、というのはわかりやすいですね。ではなぜ過保護でもそうなるのでしょうか。 自己愛性パーソナリティ障害は、ありのままを愛せない障害と言われますが、