モラルハラスメントとは精神的な嫌がらせのこと
「モラル」という単語から、日本では道徳に絡めて訳してしまったケースが後から広まって定着しつつある現状ですが、モラルハラスメントとは精神的な嫌がらせのことです。もともとは肉体的暴力ではない、という意味で「精神的な※」という意味になります。
フレネミーや自己愛性パーソナリティ障害(人格障害)のモラハラやマウンティグなど、対人関係の悩みを軽くするための情報を発信しています。体験談をベースにブログ記事にしています。
「モラル」という単語から、日本では道徳に絡めて訳してしまったケースが後から広まって定着しつつある現状ですが、モラルハラスメントとは精神的な嫌がらせのことです。もともとは肉体的暴力ではない、という意味で「精神的な※」という意味になります。
被害者がよく言われてしまう「なんでそんなのと一緒になったの?」というセリフ。そもそもモラハラ・DVを事前に見抜くことは可能なのでしょうか?
自己愛性パーソナリティ障害の人からの被害は、ひとつの大きな特徴があります。 それは被害者と加害者の入れ替えです。
粗末に扱われることに慣れ過ぎている人は、自分に対して多くの禁止をかけてしまいます。 また、自分を低く見積もりすぎているため、まるで身分が低いかのように「わきまえて」しまったりすることもめずらしくありません。
自己愛者はバレにくい嫌がらせ、これくらいなら…と我慢してもらいやすい嫌がらせを好みます。それはデメリットが比較的少なく、言い逃れがしやすいため「安全圏」から他者を攻撃・コントロールしやすいからです。なぜ自己愛者はこういった嫌がらせ行為をするのでしょうか?
「どうしてそんな人を選んだのか?」 「被害に遭う人にも問題があるのでは?」 という言葉がモラハラ被害者にかけられることは、残念ながらまだ珍しくありません。 この言葉は痴漢や強姦などでもよくかけられる、被害者に対する二次加害の代表的なフレーズです。
人には合意性バイアスというものがあり、自分の考え方や行動がもっとも一般的で、他の人も自分と同じだと考える傾向があります。善良な人は性善説で人を捉えすぎて騙されたりしますが、逆に自分がいつも嫌がらせをするような人は他者も多かれ少なかれやってると考えます。
一見友達。 向こうは私のことが好きみたいでいつもくっついてくる。 …だけど、この人といるといつも私はなんかもやもやと嫌な気分。 私にいいことがあると水を差すようなことを言ってきたり、私が活躍すると機嫌が悪くなる。 本当にこの人って友達なの?
痴漢・セクハラ・パワハラ・モラハラ、これらは加害欲や支配欲からおこります。加害者は認知のゆがみによってこれらの行為を正当化しながら己の欲を満たし、その快楽に依存していきます。
「嫌だって伝えたら、話し合ったらわかりあえるのでは?」 モラハラを知らない人はそのように言ったりします。 まるで相手が「話し合ったら話が通じる相手である」という大前提が存在するかのように。 モラハラ加害者に話し合いは通じません。なぜなら都合の悪いことは認めないという障害だからです。