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いじめっ子の心理と対処法/自己愛性パーソナリティ障害の育て直し

いじめっ子の心理状態が育まれるまで いじめっ子にもタイプがあります。大きく分けて、反社会的パーソナリティ障害のようにいじめ行為を娯楽として行っている場合と、自己愛の問題により優越感・自己陶酔を得るために他人を利用しているケースがあります。今回は依存的に繰り返してしまう後者の自己愛の

いじめられる理由は無い。いじめる理由は作られる。

健全な精神状態にある人はストレスを感じる人とは距離をおきます。距離感を調整することで人間関係を心地のいいバランスにしようと試みます。でも自己愛者はいじめたいという欲求が先にあるので「正義」のために攻撃したというストーリーを作り、不安定な自分由来のストレスを他人を使って発散します。

自己愛性パーソナリティ障害は発達障害をいじめのターゲットにする

自己愛性パーソナリティ障害(自己愛性人格障害)の人の大きな問題は「究極なまでに自分が無く他人の評価で自分の存在を測っている」ということです。対して発達障害は「他人の目を気にせずに自分の興味に没入する」という特性があります。自己愛性パーソナリティ障害が異常に気にして必死で守っている