『カルテット』第2話。
出演者の世代的にちょうど青春ど真ん中だった頃の懐かしい曲をよく歌っていましたね。
そんな別府と九條、二人の思い出が詰まった曲…。
新郎新婦の退場で別府がアベマリアを演奏していたところ、途中から思い出の曲に移行するという演出…。
にくいっ!
さて、この曲はなんでしょう?
若い子は知らないのかな?と思ったので書いておきますね。
別府が歌っていた&弾いていた曲はSPEED
は~て~し~な~い~
あのくも~の~かな~た~へ~
SPEEDの『White Love』ですね。
きっと30代前半はちょうどその世代ですかね。
当時の女子中学生はみんなこの最初の振付を踊っていました(笑)
今は歌って踊るのは当り前みたいになってしまいましたが、安室奈美恵+MAXが出てきて(もともとひとつのグループ「スーパーモンキーズ」だった)、その後SPEEDが出てきて…と、当時は沖縄出身のダンス・ボーカルユニットが全盛期でした。
モーニング娘。などのアイドル全盛はその次の時代ですね。
SPEED世代ももう30過ぎ…時の流れは早いです^^;
みんなの感想
このドラマ、あちこちに色々詰まってます。
すずめちゃんがアイス選ぶ時に「じゃあ、左手」っていったのは、 真紀さんのお母さんが「右手で惹き付けて、左手で騙す」って言ったのと繋がってるのか!!
別府くんに「家森さんが好きです」と言ったことが、嘘=騙す=左手。よく出来たドラマだ〜…#カルテット
— あや (@shumiayatan) January 24, 2017
よくぞ気がついた!という感じです。
そして…
好きな人には好きって言わずに会いたいって言うでしょ
会いたい人には会いたいって言わずにご飯行きません?て言うでしょ
ことばと気持ちは違うの#カルテット
これ、ほんとにこれ、すごい台詞。— yui.n (@yn5758) January 24, 2017
↑こういう「そうだな~」と納得するセリフ。
そして心模様の描き方もすごい。
なんだろう、別府くんが今日だけでも狡い34歳だったり、思春期14歳だったり、未練だらけの元カノに対して元カノのハレの日にブッ込んじゃう25歳だったり、フラれた後に友達とカラオケ行って慰められながら発散する18歳だったり揺れまくってて、もう、疲れる…(幸せ #カルテット
— あっきん詰め詰めゼリー (@acintosh) January 24, 2017
「寒い朝ベランダでサッポロ一番食べたら美味しかった それが君と私のクライマックスでいいんじゃない」 飾らない現代口語の時代になんて台詞台詞しているのだすばらし過ぎる(褒めています #カルテット
— 木俣冬 (@kamitonami) January 24, 2017
傷心に、自分のことを好きだった結婚を控えた女(九條)を抱いてその気になって寒い朝のベランダでプロポーズ。
そこで九條から言われる上記のセリフ。
そんな九條の結婚式の退場に二人の思い出の曲を弾いたり…。
生身の人間らしい色々な面が詰まっていて、何かと深いドラマだと思います。
好きだけじゃどうにもならないものを抱えた大人の恋の、どうしようもなく切ない感じ。思い通りにならない心と現実にもがきながら、それでも前に進んでいくんですよね。
一方でこんなコメントも…
こんなこと言ったら何だけど、別府くんと関係を持ったことで気が済んだんだろうなぁ、九條さん。女として。 #カルテット
— nnt (@gareriokonako) January 24, 2017
あぁ、でも、なんかわかる…と、私も思いました(笑)。
手に入っていない時と手に入った時って違って、感覚が「現実」になったら何か変わりますよね。
たぶんこの人は「現実」になったらそこまでだな…みたいな感覚とかもわかります(笑)。
そして、このドラマをみていてつくづく思うのが、女優・俳優陣の演技力の高さ。
絶妙な間、表情…視線の送り方ひとつに心模様がすごくよく表現されています。
脚本の深みもそうですが、それを演じきれる役者さんをよく揃えたな~という…キャスティングにも脱帽。
このドラマ、たぶん役者さんの演技力が無かったらなかなか表現しきれない作品だと思います。それくらい心理描写がとても細かいです。
今回は演奏するシーンがたくさんありましたね。
実際に演奏しているグループについてはこちらの記事も是非参考にされてください^^