冷蔵庫の奥に隠れていた豆腐が出てきて賞味期限が切れてるなんてことありますよね。
勿体ないという気持ちと「でも大丈夫なの?」の気持ちの狭間で揺れ動くあなたにむけて豆腐について調べまくりました。
賞味期限切れの豆腐を前に迷ったそこのアナタのために調べたことをまとめます!
賞味期限が過ぎた豆腐は食べられるのか!?
ポイント1.消費期限と賞味期限は違う
※豆腐には製造の過程で消費期限と表示されるものと賞味期限と表示されるものがあります。
消費期限 は 安心して食べられる期限。(豆腐の場合、未開封&冷蔵庫保存が原則)
賞味期限 は 美味しく食べられる期限。(豆腐の場合、未開封&冷蔵庫保存が原則)
一般的な豆腐屋さんで買ったものは賞味期限ではなく消費期限と表示されている場合が多いようです。
スーパーなどでは日持ちする賞味期限の表示の豆腐が多く出回ってます。
ポイント2.見た目、手触り、においでなどでチェック
消費期限が過ぎていた、というケースは正直あまりおすすめできません。
でも、なんだかんだいっていざという時は五感が頼りになるということで、ポイント1の次は通常の状態の豆腐と比較してみましょう。
・変色していないか?
・パックが妙に膨らんだりしていないか?
・妙なニオイがしないか?
・手触りに糸引きなどの異常はないか?
…以上をクリアしてから
(出来れば加熱してみてから)変な味・酸味等は無いか?(あったら飲み込まなくていいと思います!)
※上記すべてをクリアした場合のみ、自己責任でお召し上がりください。
ポイント3.製造法をチェック
一方、スーパーなどで売られている「賞味期限」表示の豆腐。
こちらの製造法を調べていただいて「充填式」となっていた場合、製造時に加熱処理がされているため、賞味期限の表示はあるものの未開封&10度以下の温度管理下あれば2~3ヶ月くらい問題ないらしいです(詳しくは後述↓)。
豆腐が変質する原因
もうリンク切れになってしまっていますが、10年以上前にフジテレビの「目からウロコ」という番組で「Q.豆腐はいつまで食べられるの?」という質問がされたことがあったそうです。
それによると
A. 10度以下という温度管理さえしっかりしていれば、一般のスーパー等でよく売られ、製造時に加熱処理している充填(パック入り)豆腐で未開封なら2~3ヶ月は問題ありません。実は豆腐を変質させるのは大豆に含まれる「芽胞」という細菌のタイムカプセルのようなもの。この「芽胞」 は10度以下(万全を期すなら2度~7度)の低温状態にしておけば、発芽することがないので豆腐はいつまでも悪くならないのです。
ところが、いったん発芽してしまうと「芽胞」から菌が繁殖。豆腐が黄色っぽくなって水がネットリした感じの状態になってしまいます。
ただし、豆腐に含まれる芽胞菌は納豆菌の親戚なので、人体には影響ナシ!そのため食べられないことはありませんが、もはや豆腐の味ではなくなってしまいます。
なんと、いずれいせよ食べても人体に影響ナシ!?とのこと。
でも、豆腐を食べるつもりなのに豆腐なんだか納豆なんだかわからないものは食べたくない…ですよね。
豆腐を長持ちさせる方法
充填式の豆腐は温度管理さえしていれば日持ちしますが、普通のお豆腐屋さんなどで買った「消費期限」が短い豆腐も長持ちさせるコツがあるそうです。
それは…
「加熱処理して、水を毎日かえてあげる(夏場は一日2回程度)」
これだけでぐんと日持ちするようになるそうです。
崩れないようにするにはふきんで豆腐を包み、沸騰させた熱湯に豆腐を入れ再び沸騰させ、その後ふきんごと冷水で冷やして清潔なタッパーなどに入れて水を張り、しっかりと蓋をして冷蔵庫へ。
パックづめになっているものの場合、パックごと沸騰したお湯に2分程度つけるか、(パックが可能なものの場合)電子レンジで1分程度加熱するのも同様の効果を得られるそうです。
まとめ
豆腐の賞味期限を過ぎてしまったがために新しい知識が得られてごきげんな私です(笑)。
是非ご活用ください。
でも、なるべく消費期限内&賞味期限内に美味しく食べましょうね♪(おたがいに・笑)