年の瀬が近づいてまいりました~。
お蕎麦屋さんで働いていた身内のおかげで、毎年美味しいそばを食べてます^^
そばって、こだわる人はそば粉の割合とかにもこだわりますが、実はうどんの方が好きっていう人も結構いるんですよね。
そういう方はいわゆる「つなぎ」の割合が高いそばの方が好きだったり。
「細く長くが由来と聞くし、うどんじゃだめなの?」と思う人が結構いるみたいなので調べてまとめてみました。
年越しそばの意味&由来
「こういう意味なのではないか?」という説が、調べてみるとたくさん出てきました。
有名なものは前述の、「蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願ったもの」という説、また、「蕎麦が切れやすいことから今年一年の災厄を断ち切るため」というものです。
他にも、「金銀細工師が金粉銀粉を集める為にそば粉の団子を使用したことから金を集める縁起物である」とする説、「ソバは風雨に叩かれてもその後の晴天で日光を浴びると元気になる事から健康の縁起を担ぐため」とする説など諸説あります。
由来は?
大晦日にそばを食べるようになったのは、鎌倉時代の博多の有力者、謝国明という宋の商人が、ある飢餓の年の暮れ、食べ物がなくて困っていた人々にそばを振る舞ったことを起源としているようです(当時のそばは現代のような麺では無かったと思われます)。
謝国明への感謝を忘れないよう、大晦日にそばを食べるようになったことが各地へと広まり、脚気が流行っていた江戸時代に「そばを食べると脚気にならない(栄養学的にも理にかなっている)」ということがそばの流行を後押ししたようです。
…と、由来をみていくと、様々な験担ぎの意味は後づけされたようですね^^
ちなみに年越しそばを食べる時間も特に決まっていないようです。
夕飯で食べる方が多いですが、大晦日ならいつでもOKだそうです。ですが、年をまたぐのは験担ぎ的にはNGのようです。
年越しうどんでもいいのか?
意味、由来を読んでいただけると、「これこれこういう深い意味があるから大晦日にはお蕎麦を食べるべきなのだ!」というものではないということがおわかりいただけるかと思います。
実際、「年越し=そば」というイメージですが、地域によって「年越しうどん」もあります!
香川県民は年末に「うどんを食べた」人が22%だったそうです(蕎麦は43%)。
そんなわけで…
うどんじゃダメな理由なんてありません!
うどんOKです!!
ちなみに香川の「さぬきうどん振興協議会」が2008年に商法登録申請を行い、急速に認知を広めてきているらしい(?)のが「年明けうどん」!(私は知りませんでしたが…)
元旦から1月15日までに食べるそうです。
具とそば湯のおすすめ
これは個人的な趣味ですが、おすすめの食べ方。
温かいお蕎麦は…鴨南蛮!!
(画像はウィキペディアより拝借)
冷たいお蕎麦は…ざる蕎麦&サクっとあげた天ぷら♪
(画像はウィキペディアより拝借)
なんだかんだいってこの2つが一番好きです(どちらかにはしぼれない!)。
鴨南蛮、食べたことの無い人は是非試してみてください!^^
また、そばの食感を味わいたい方はそば粉の割合が高めのそばにしてみるといいですよ♪
そして、茹でたあとのそば湯(そばの茹で汁)は栄養満点!ですので、是非飲んでくださいね♪
ではでは皆様、よいお年を~♪