自慢していないのに「自慢してる」と思われ妬まれる…

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「これ見よがしに見せびらかして!」

え?私は普通にしていただけなのになんでそんな風に思われてるの?

こんな経験はありませんか?

思ってもみない相手のアクションに驚いて、自分が気がついていないだけで何かよくないことをしてしまったのかな…?なんて。

でもちょっと待ってください。

これはあなたの問題よりも相手の問題だったりしますよ!

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いつも自分と相手を比較している人

他愛もない日常会話を例にしてみましょう。

「夏休みどこに行った~?」なんて話にも潜む「自慢かどうか」問題。

海外に行く人もいれば、国内の人もいます。

そして実家が近くて県内に帰省しただけの人もいるでしょう。

しかしそんなどこへ行ったか?なんてことも所詮は話のネタのひとつに過ぎません。皆それぞれ行きたいところも実際に体験したことも様々なわけですから、どこへいったからどうということもなく、その人の楽しかった話を聞いて一緒に楽しい気分になるだけです。

「いいな~」なんて言うこともありますが、その雰囲気のおすそ分けをもらった、そのことでもうこの件は完結しているわけですね。

こういう何気ない日常会話は仲間同士の心の交流を図るためのツールなのです。

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ところが、そもそも会話というコミュニケーションをはじめとして、ありとあらゆることにおいて「心の交流」というものがわからない人がいます。

そういった人たちがやっていることは交流ではなく比較です。

私と誰のどっちが上か、下か、そんなことばかりを常日頃からし続けているこの人達は、こういった日常会話も格付けの機会であるかのようにとらえます。

この人が上記のような会話を聞いたら、おそらく「お金のかかる順に格付けをしあった」と認識します。

動物のマウンティング合戦みたいな感じのイメージでしょうか。

「普通」の要求レベルがおかしい

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「自慢してる!」

ではこれは何を意味しての言葉でしょうか?

「人と比べずにはいられない」

…それだけであれば、それぞれの自分の分をわきまえればいいというだけで話は終わります。

実際、人は立場の違いというものを意識して社会に所属しているでしょう。

ところが「自慢してる!」と言ってくる人や「あいつは自慢してる!」と触れ回るような人達は、決して「等身大の自分」をそのまま受け入れません。

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「自慢してる!」

これは、比較したときに自分よりも上だと認識した相手が「人間的にはそういう下品なことをする人間である」というレッテルを貼りたいわけです。

要はディスりたいのです。

「(あいつが上?上だなんて認めたくない。)」だから他の要素でその価値を貶めようとしているのです。

こういった人は、常日頃から人と比べ、自分を少しでも上であることにしたい・上であるべきだと考えます。しかし自分で自分を磨くということはせず、妬んで人の足を引っ張ります。

社会的に見たありのままの自分は認めることはできませんが、ありのままの自分のままで特権を持ちたいのです。

自分はもっと評価されるべき。

あいつなんか大したことない。

そんな不満ばかりです。

だって自分では「そうであるべき」「そうでないのが間違っている」という認識なのですから。

相手を変えることはできない

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人間は社会的な動物ですから、精神的な成熟とともに自分の立ち位置のようなものを理解していきます。

しかし、いい大人になってもこのような言動が改められない人は、それが当たり前になってしまっているので、今さら他人がどうこうして簡単に変えられるとは思わない方がいいでしょう。

一般的に「自己愛が強い」と言われるこの手の人達は周囲の人間、特に近い人間に強いストレスを与えるようなコミュニケーションパターンを持っていることが多いです。

「自分さえよければ他人がどうなっても構わない」という前提で特権意識を持っているからこそあらわれてくるその支配的・他罰的な言動は、この記事を読んでいる皆さまは既にご存じではないでしょうか。

自分自身を省みることができない人は、いつも自分の不快の原因を他人のせいにします。

近くにいるとその人の不快の原因をあなたのせいだと擦り付けられてしまいます。

自慢も何もしていないのに「自慢してる!と突っかかってくる、この言動が既にそれです。

他人に擦り付けられた責任を受け取らないでくださいね。

あなたがあなたらしくするだけで「自慢だ!」と言ってくる人はいますが、そういう人は「私とは関わらない方がいいですよ」と自己紹介をしてくれています。

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