自分の問題を他人事にしてしまう心理・病気~なんでも人のせい~

「どうしてお前はこうなんだ!」「あなたってこういう嫌なとこあるよね。」 「(え…?それ、あなたのことでは?)」という違和感のある会話に身に覚えはありませんか? 今回はそんな「何故か自己紹介とすら言える内容で他人のことを批判してくる人」についての記事になります。

自己愛性パーソナリティ障害は嫉妬深く「嫉妬されてる」と思い込む

自己愛性パーソナリティ障害は嫉妬深いです。自分という存在そのものが不安定なため、自分と人とを比較せずにはいられず、さらに自分の価値は高くなければならないので嫉妬を嫉妬と認めることもできません。この記事では自己愛性パーソナリティ障害のなぜ?について解説します。

モラルハラスメントの被害に遭うということ(被害者の後遺症)

モラハラは最初からひどい状況になるのではありません。最初はむしろ「最高」だったりするのがモラハラです。モラルハラスメントと深い関係にある自己愛性パーソナリティ障害には理想化と脱価値化というサイクルが存在しており、むしろこういった「最高の関係」から「最低の関係」になっていく状況がテンプレです。

プライドの高いあの人は実はメンタルが弱い?NPDの神経症的競争

「あなたなんて大したことない」 「私はすごい」 その様子から、周囲の人には「プライドが高い人」などと言われていたりします。 ところがその内実はというと、むしろプライドなんて無いとすら言える状態です。 今回はそんな「プライドが高い」と言われる心の裏側についての書いていきたいと思います。

共感と傾聴のリスク~ラポールを形成できない相手がいる

共感、受容、傾聴。 これらのスキルはラポール(相互の信頼関係)構築のためのスキルとして接客技術の基礎教育としても取り上げられるものです。 相手を否定しないこのスキルはとても有効で、良好な人間関係の基礎になります。 ところが、これをプライベート全般で行うことには非常に大きなリスクをはらんでいます。

参考文献など

  覚えている範囲での参考文献です。 モラハラ被害に遭っている友人にあげてしまった本なども多いので、どの本にどの内容があったのかまで詳し...

家族にだけキレる病気/攻撃的なモラハラ言動は発達障害とは違う

外面はものすごくよくて、家での姿なんて誰も信じてくれない。そんな人が家族にいるとどんどん心が壊れていきます。家族にだけキレる、家族にだけ暴力をふるう、こういうケースは他害のある発達障害などではありません。発達障害は学校などでの様子を見ればおわかりいただけるように、そもそも集団生活の

不機嫌を表に出す人の心理/職場の不機嫌ハラスメント

不機嫌ハラスメントとは非言語メッセージによる支配です。不機嫌ハラスメントをしてしまう人は、自他境界を設定して他者を尊重するという態度を身に着けることができていません。「私は機嫌が悪いんです!」という態度を顕にすることにより、他人の境界に侵入して相手が自分にケアすることを求めている