【カルテット】6話感想!名言&細かい演出・伏線をネタバレまとめ

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こんなにガチでドラマ見てるの超久しぶりなんですけど。

いやマジで凄すぎなんですけど。

細かい…そして、すごい納得して唸ってしまう…人の心理描写の巧みさと、それを示唆する光、小物の演出、そして、些細な一言が伏線になっている深さ…。

私も一回見ただけじゃわからないんですけど、今ってツイッターでみんなが気がついたことを見られるじゃないですか!

それでまた「あぁそうか!!」って思って更に感動です。

もうたまらない…!!

そんなわけで、みんなの気づきをシェアしながら感想をまとめてみます。

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6話のあらすじ~テーマは夫婦のすれ違い

一目惚れしてミステリアスな雰囲気に惹かれた夫と、この人は私が自然体でいても好きでいてくれると思った妻のすれ違い。

出会いから、徐々に距離が縮まっていって結婚をして、家族になった二人。

結婚が「現実」になり、妻が普通の人だったことに気がついてだんだんと心が離れていく夫と、そんなことには気が付かずに満足している妻が描かれる。

今までも出てきた、唐揚げにレモン。

何も言わずにレモンをかけた妻と、それを「あ…」って思いながらも何も言わず「美味しそうに」食べた夫。

夫はそういう自分の感じたことを全部内側にしまいこんで、自分を被害者であるかのような位置においた。

レモンだけではなく、お気に入りの本の扱いにしてもそう。

まだ結婚する前に、「お気に入りの本」を妻に渡した夫。

初めて愛し合った隣で、飲み物がこぼれてシミがついた本。

貸したまま。

新居への引っ越しの日に夫がダンボールの中に見つけたその本を嬉しくなって手に取ると、しおりは9ページ。

…妻は殆ど読んでいない。

熱い料理を運んでいる夫が、急いで鍋敷きを探していると、近くにあったその本を「はい!」って机に置く妻。

一瞬「え…」って思いながらも、そのまま料理を置く夫。

本のしおりはいつまでも9ページのまま。

自分が思い描いていた理想の妻との乖離と、感覚の違いから自分をないがしろにされているような違和感をおぼえながらも、自分が感じたことや思ったことを妻に何も伝えない夫。

伝えないまま…。

退職して、通勤しているフリをしたり…。

そして、元同僚との食事中の夫の発言から、唐揚げにレモンをかけるのが本当は好きじゃなかったのを知ってしまった真紀のショックと、夫の「もしかして聞かれてた!?」の動揺と…。

互いに向き合わなければ…となったところで、夫の突然の失踪。

愛し合うベッドの隣にある花も、その二人の様子を花言葉であらわしていた。

深い…深すぎる。

他、柿ピーで「煎餅派とピーナッツ派」の嗜好の違いを表していたり、コーヒーを喫茶店のコーヒーと安売りで買ってきたコーヒーとを同列に並べるところでも感性が違っていたり…、随所随所で二人の「違い」が描かれていました。

「カルテット」を通して、夫婦について考察しているツイートもたくんありました。

私も、努力が必要派…かなぁ。合う合わないは絶対あるなとも思いますけど。

我慢とか忍耐とも違うんですけどね。

ちょっとした気遣いだと思ってます。

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終盤&予告?の急展開に驚愕…有朱ちゃんの暴挙と夫は殺人!?

最後に思わず声が出てしまったのは私だけではなかったようです。

有朱ちゃんこわいな~って思ってましたけど、ここで窃盗??なのかなんなのかわかりませんが、急に別荘にもぐりこんで、すずめちゃんを縛り上げて真紀さんのバイオリンを持ち出そうとする…という急展開。

そして、夫が怒って取り返そうと…。

二階から転落する有朱ちゃん。

…と、ここにも伏線がはってあったんですね。

三階から落ちた夫のセリフと真紀さんのセリフ…。

そして、名は体を現す…ということに気がついた人のツイートがこちら↓

いやもう…セリフに意味ありすぎ。

小物にも意味ありすぎ。

名前にまで意味ありすぎ。

アリスは…そのまま起き上がらないんですかね…??

結末はいかに?

もしかして…?

オペラは基本的に悲劇なので誰かしら死ぬのが定番ですが、今までの流れからすると『カヴァレリア・ルスティカーナ』をもってきたことにもやはり意味があるのでしょうか。

気になる…!!!

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