自己愛者に対する一番の復讐とは何か

Pocket

Sponsored Link
 

「一番の復讐はあなたが幸せになること」

これはよく言われることですね。

でも実際は、フラッシュバックしてイライラしたり情緒不安定になる状況下にある被害者の方ってそんな余裕はありません。

そもそも自己愛者の病みとは

自己愛者(自己愛性パーソナリティ障害の行動パターンを持つ人)は、健康ではありません。

これは大前提です。

健康ではないので、生贄を欲します。

生贄はそう。自己愛者によるモラハラ被害者、ターゲットです。

自己愛者はモラハラ・パワハラ・セクハラなどのハラスメント行為(支配・加害行為)によって、エネルギーを得ています。

自己愛者がよくやる「おまえは・あいつは~だ!」とネガティブなレッテルを貼りつける行為。このように人の価値を値引くことで優越感を得たり、自分の恥を相手に擦り付ける行為がまさにエネルギーの搾取になります。

そして、被害者に逃げられた自己愛者はエネルギーの搾取ができなくなって元気がなくなる、というのもパターンです。(これについては以前記事にしました→ターゲットに逃げられた自己愛性パーソナリティ障害

「人と関わる」―そのことによってエネルギーを搾取するのが自己愛者であり、そのエネルギーの搾取関係はアンケートの健康・寿命結果からも伺い知ることができます。

ハラスメントの健康被害~被害者と加害者のメンタルヘルスと寿命

Sponsored Link
 

自己愛者には自分がありませんので、本当の意味で人間らしい人生を楽しんで生きる能力を持ちません

より動物的な欲を満たすことが優先されながら、キラキラしている人を模倣したり、そんな人から刹那的に人間らしさを奪い取ることによって「人間らしい生き方をしている自分を感じようとしている」…そんな感じです。

言葉は悪いですが、要は中身は空っぽのままそれらしいものを身に着けた気になって自慰行為に耽っているだけです。

このことが理解できると、自己愛者について「自分とは異なる生き物である」という感覚を持つようになってきます。(例えに棘がありますがその点はご了承ください)

私にとってはこれが「どうして!!」というような執着を手放すのにとても重要な感覚でした。無論、被った被害が相当なので嫌悪感自体が消えたわけではありませんが。

Sponsored Link
 

被害者が望んでいることは何?

復讐したい…その気持ちはとてもわかります。

私も偶然を装って階段から突き落としたいとか、自宅を突き止めて庭にミントを撒いてやりたいとか、わざと落ち葉に着火して煙草を置いておきたいとか、相手が受け持っている児童生徒の保護者たちに過去の加害行為を洗いざらい綴ったものを送ってみたいとか色々考えたものです。(頭の中は自由ですから、想像でなら何度も殴りましたし、階段からも突き落としました。)

しかし、考えていただきたいのは、被害者であったあなた自身が望んでいた生活・望んでいた人間関係・より味わいたい感覚…そういったものは何であるか?ということです。

自己愛者の被害に遭う方って大抵正義感の強い、良心のある方です。

情や良心を利用されてターゲットにされますので。

あなたが大切にしているものはなんですか?

Sponsored Link
 

ヒトのかたちをしていたばかりにどえらい目に遭ってしまいましたが、アレは「そういうもの」でしかありません。

アレに復讐をしたとして、アレは「不幸を味わう」こともできません。

通常の情緒を持った我々からみた復讐が実際には復讐にならない、そういう生き物です。

言葉が通じない、というのはもう既にご存じだと思います。

都合の悪い部分は抜け落ちる仕様ですから、何があっても病的な防衛機制によって「守られています」。それがあの人たちです。だから人間らしいやりとりができないのです。

「搾取できるものだけ搾取する。そのためには感情表現を人を騙すための道具として利用する。他者に関心を向けてもらえるのであれば、それはどんな感情であっても構わない。関心さえ奪えればあとは認知の歪みフィルターを通して都合よく歪曲して自慰できるから。」

アレに感情を向けて関わるというのは、この自慰のためのエネルギーを与えるということです。

相手に与える影響を考えた時、あなたの望みはその復讐で満たすことができますか?

せいぜい自己愛憤怒で発作的な反応をするアレが見られるだけです。そしてその後また記憶がぐちゃぐちゃになって「善良な被害者である自分」で陶酔だけですよ。アレは。

スッキリできますか?

Sponsored Link
 

「他害で自己陶酔エネルギーを補えなくする」という復讐

私自身は、他害しながら自称人格者&被害者のアレを同じ人間だとは正直認識していません。

こんなことを書くのは問題がありますが、でも実際関わって心底感じたのは「防衛機制に乗っ取られている」「人の心が無い」ということです。

人から生命エネルギーを奪いながら人を模倣するプログラムで動いている存在が紛れ込んでいる世の中でアレに対してどういう風に接すればいいのか?それはもうそのプログラムの特性を知り、搾取できない相手として振る舞い、エネルギーを奪いにくい環境づくりに尽力することだけです。

それが私の復讐です。

Sponsored Link

自己愛者は人から健康や寿命を奪います。

それは前述のリンク先のハラスメントの健康被害~被害者と加害者のメンタルヘルスと寿命でも触れていますが、この記事でも書きましたように、この長生きしている自己愛者には「相手がいた」ということです。

ターゲットに逃げられた自己愛者がうつになったり自殺したりするのであれば、より被害者が逃げられるように、自己愛者が人から奪えないようにしてやれば勝手に自滅するということです。

自己愛者に対しては、どうせ人のモノマネをするのなら他害依存に入る前に、もっと真っ当なモノマネをして生きていけばいいと思っています。

今の世の中は少なくとも加害行為に寛容なので、自己愛者は人を貶めることで自己陶酔エネルギーを補充する安易な自慰を学習しやすいです。

それが許されない空気ができた時、自分のない自己愛者がもっとまともに人の模倣をしてくれるようになることを願っています。

Sponsored Link
 

コメント

  1. いずみ より:

    こんにちは
    前回のコメントは承認なさらないでくださいませ。

    結局 悩んだところで1円にもならない。
    こんな人のために人生を無駄にしたくない。
    そう思いました。

    だけど攻撃が続くと また 落ち込む かもしれません。

    その時は何度もこのブログを読んで自分を律していきたいと思います。

    長々と書いてしまってすみません
    有益な情報をありがとうございます

  2. めろん より:

    自己愛被害者です。こちらのブログの情報は自己愛者の核心を突いていて大変勉強になりながら、時には読者を大爆笑させてくれる比喩表現に癒され救われています。情報共有に感謝です。

  3. さん より:

    昨年末にこちらのブログに出会い、自分が受けてきたパートナーからのモラハラdvについて理解し、目が覚めたような思いになりました。
    そういうことだったのか、と、それまでいだいていた、多くの「なぜ」や負わされた罪悪感から解放されたような気持ちになりました。奪われていた怒りの感情を取り戻し、苦しみの世界から逃れ、平穏を取り戻しつつあります。
    ブログを読むたびに勇気づけられます。
    ありがとうございます。

  4. Ag より:

    昨今、兵庫県の斎藤知事の問題が報道されており、
    Xなどでは斎藤知事がNPDではないかと指摘している方はいるものの、
    一般の認知度はまだまだ低いように感じます。
    これを切欠にNPDというエイリアンが身近にいるということが
    世間に広まるといいなと思っています。

  5. ri より:

    数年前にママ友間でNPDのターゲットになってしまい、「こんなにも非情な行動(やってもいないことをでっち上げる、事実を湾曲して私の印象が悪くなるような噂話を周囲にする)が出来るのはどうして?どんな人間?」というところから調べ始め、NPDという存在、そして相手がおそらくNPDであることを知りました。

    こちらのブログもTwitterで辿り着きました。いつも有益な情報をありがとうございます。まだ被害の傷が疼くこともあるのですが、たまに拝見することで心を落ち着かせています。

    話は変わりますが、最近話題のキャバクラ嬢とカモにされていた男性についてはご存知ですか?
    キャバクラ嬢の方はとても可愛くてキラキラしていて、この話題が表に出る前は好意の目で見ていました。
    ただ最近は動画の彼女の口調や表情が、私が被害に合ったNPDらしきママ友によく似ているように思えてきました。
    カモにされていた男性の話を聞くと、その思いがより強くなります。

    ネット上のことですし本当のところはわからないというのは大前提で、より深くNPDをご存知のナル様の見解をお聞きしてみたいと感じ、コメントをさせていただきました。 
    ちょっと気になっただけなので、流していただいてももちろん大丈夫です。